ん〜……上手く入らないなぁ… 今度は角度が悪い…… あ、今度はちゃんと開けてなかった。 なかなか上手い事いかないなぁ… 今度はどアップだ。どこだ?これ。 私、紺野あさ美。何をやってるのかと言いますと、まぁ、色々ありまして… *** 「あ、アレね。ありがと。じゃ借りるね。」 いつものように放課後の教室。 私は彼からひとつの包みを手渡された。 その中に入っていたのは……そう、いわゆるアダルトビデオ。 しかも無修正の裏モノと言われるやつ。 先日彼との会話の中で、彼が友人からそれを入手した事を知った。 興味はあったのだが、アダルトビデオ自体を今だかつて見た事がなかった私は、 躊躇せず、「一度見てみたいから私にも貸して。」と彼に言った。それが2日前。 もう、遠足とかお祭とか、イベントの日を待つみたいに凄く楽しみにしていた。 …これでこの2日の間、何回自分でしてたのかな? 包みを受け取りながら、彼がTVに向っておち○ちんを擦っている画を思い浮かべて密かに笑う。 実際にその光景を見てみたくもあったから言ってみた。 「…ねー、一緒に見よっか?」 「はぁ?どこで見るんだよ。」 「あたしん家でいいじゃん。あ、なんならそっちん家行ったげてもいいよ。」 「いいよ、俺それ見たし、それに今日はちょっと用事があるから。」 「そっかー。用事あるんだー。」 なぁ〜んだ、残念。 久しぶりにまた、あのおち○ちんを見たかったのになぁ……ちっちゃいのも可愛かったし… 「悪いな。それに一緒に見てたらムラムラして紺野を襲うかもしれないぞ。」 ”襲う”と言われてギクッとした。 なんか感覚が麻痺しちゃってるけど、襲われても文句が言えない事やってるよね… 私の方からおち○ちん見せてって言っちゃったり、目の前でスカートめくり上げちゃったり。 彼が下半身を丸出しで私に覆い被さってくるのを想像してみる。 かなりドキドキするが、何故か怖いとか嫌だとかいう感覚は無かった。 妄想の中の私は「やめて!」とか言ってるんだけど…… その上、そんな妄想であそこがじんわりと熱を持ってくる始末…何なんだ私って… 「あはは、そうだね。あたし襲われたら困るからやっぱり独りで見るね。」 動揺を抑えつつ、普段の調子でサラッと遠慮する。 えっちも確かに興味はあるけれど、スルならやっぱり本当に好きな人としたいから、 今日の所は彼にこれ以上無理を言う訳にはいかなかった。 裏モノだから一応、おち○ちんは見れる訳だし。 「ま、急がないからゆっくり返してくれればいいよ。」 彼のその言葉に対し、 「いいの?これ……使うんじゃないの?」 そう言って私は意地悪な笑みを浮かべてみる。 「使わねーよ。もう、いいだろそんなこと。」 そう言って彼はそそくさと教室を出ていった。耳の後ろが赤かった。 「これ。ありがと。」 翌日、私は彼にビデオを返した。 「あ、もういいの?」 「うん。」 「そう。」 そう言って彼はビデオを受け取って、鞄の中に大事そうにしまう。 「感想どうだった?初めて見たんだろ。」 鞄から私の方に向き直り、僅かにニヤケながら感想を求める彼。 相変わらずエッチなんだから…もぅ… ちょっと膨れて上目遣いで睨んでやる。 「……なんかね……びっくりしちゃった。」 見ているのが恥ずかしくって、自分の顔を覆った両手の指の隙間から覗いていた 女の人と男の人が組んず解れつしている映像が頭に蘇る。 二人が上下逆さまになってお互いのあそこを舐めあってる場面なんて、あまりにも衝撃だった。 男の人のを舐める。っていうのは聞いた事があったし、その名称も知ってたけど、 女のあそこも舐められちゃうなんて、もう信じられなかった。 だけどあの場面はかなり興奮しちゃって……その……… 「びっくりした。って、何が?」 「だって……あんなことするんだよ。」 「あんなことってなんだよ。」 「その……くわえたりとか…なめたり…あんな事ほんとにするんだ……」 映像が甦ってきて恥かしくなる。言わせないでよ、そんな事… 「あれはビデオの中だけだろ。」 「そっかな。」 「そうだよ…多分。俺の友達たちだってしたことないって言ってたし。」 「そっか…そうよね。あたしの周りだってしてるって聞いたことないもんね。」 「だろ?だから実際にはあんなことしないんだよ。……まあゼロってわけじゃないだろうけど……」 なんだ…舐め合うっていうのは普通はしないのか…… 舐めるのはちょっと……だけど、舐められたらどんなだろう?って思ってたのに… 「それに……あそこってあんな形してるんだって初めてわかった……」 「あそこって?」 「その…女の人の……」 ”お○んこ”とは、流石に口に出せない。モゴモゴと言葉を濁して俯いちゃう。 「なんだ?紺野って自分の見たことなかったの?」 ……はいぃ? 「もう、あるわけないじゃない!」 とんでもない事を言ってくる彼。一段と恥ずかしくなって顔がカッて熱くなる。 「ふーん、そうなんだ。女の子って自分の見ないんだ。」 「そりゃ男の子みたいに外から見えないもん。自分で見ようとしない限り見ないよ、普通。」 普通というのがどこまでなのか判らないけど、特に見たいとも思わないし… そもそも、自分で自分のあそこを見る意味が解らない。 まぁ、トイレの時とかお風呂の時になんとなくは見ているし、 拭いたり洗ったりする訳だから、奥のほうの感触だって何となくは判る。 だけど、マジマジと見たことなんて今まで一度だって無かった。 「じゃ、紺野もいっぺん自分の見てみたら。人によって違うという話らしいし。」 そうなの…? 確かに、ビデオで見たおち○ちんは色が全体的に黒かったし、彼の物とはかなり違って見えた。 男の人のものがあれだけ違うんだから、確かに女のものも違うのかもしれない… ビデオの女の人のあそこは、黒っぽい斑色の襞みたいのが、かなりはみ出ていたし。 それでいて内側は真っ赤でグニョグニョしてて、グロテスク極まりなかった。 少なくとも自分のにはあんな変な色の襞は無いし、はみ出てなんていなかった。…と思う…… だけど、あれと同じ種類の物が自分にも付いているかと思うと、なんだか悲しくなる。 「どうやって見るのよ。見えないのに。」 びっくり軟体人間じゃない私には、どうやったって見る事なんて出来ない。 まぁ、しゃがんで両手で開けば見えるんだろうけど……逆さまじゃよく判らなそうだし… かといって、あんな恥ずかしい部分を、誰かに写真撮ってもらうなんてできっこないし…… 「そりゃ…鏡に映して見るとか携帯で撮って見るとかいろいろあるだろ。」 あ…携帯!その手があるのか。 「そっか。そだね。じゃ、試してみようかな。ありがと。」 私はそう言って彼と分かれて家路についた。 そして晩御飯、お風呂も入って、今、紺野は携帯と格闘中なのです… 年頃の女の子が、あそこを携帯で撮らんと格闘してるなんて あまりにもみっともないのではありますが… 格好は、上は部屋着の丈の短い可愛いTシャツ。 下は……丸裸…… 自室で一人とは言えどうにも格好悪い… それで片手は、お尻の下を通して股間に携帯を近づけ、 一方の手は自分であそこを広げて、立ったりしゃがんだり。 時には芸術作品と見紛う物もあったけど、結局よく判らない写真ばっかり。 このあいだみたいに携帯落した時大変だから、 撮ったそばから、その、危ない画像を削除していく。 …そこそこ綺麗に撮れたのと、芸術作品は残してるけど…… 片手であそこを開こうとすると上手く開けないし、 かと言って、両手で開いたら携帯で取れないし。 どうやったら正面からちゃんと見る事が出来るんだろ… ベットの上に、下半身丸裸のまま体育座り。 携帯に残した自分のあそこの画像を流し見ながら、ボヘ−っと考える。 「あ、このストラップとおんなじ色だ」 関係無い所で喜んでみたり… ふと、中途半端に脚を開いた、カッコ悪い私の姿が映る物があった。 あ!全身鏡があったじゃん。 携帯を放り出し、鏡の前に寝転がって脚を上げたまま股を開く。 丁度、仰向けにされた蛙みたい。 目の前には自分のおへそと、その先に恥かしい毛。 更にその先には……開きかけたあそこ… うわぁ…なんてかっこしてるんだろ…私…… 1人で顔を真っ赤にしながらも、私は太ももの裏から回した両手で、 ぽよぽよしたあそこの入り口を両側に開いた。 普段はあまり空気に触れない部分が、やたらスースーする… どんなだろう?とドキドキしながら、脚の間から顔を上げ、鏡に映るそこを見た。 ふわぁぁぁ…丸見えだよぉ……お尻の穴の方まで見えちゃってるよぉぉ…… あまりの恥かしさにお尻の穴までヒクヒクしてる……それが余計に恥かしい。 自分のとはいえ、やっぱり恥かし過ぎて直視できない…… 私は、ちょっと顔を背けながらチラ見するように、観察する事にした。 鏡越しに自分のあそこを見つつ、こっちに引っ張ったりあっちに引っ張ったり。 そして、あちこちの部位をなぞってみたり押してみたり… 単に観察のつもりが、結局、目視しながらの悪戯になってしまう。 染み出したえっちな液で、その中がテラテラと光って来てしまうのが、 恥かしくって恥かしくって、どうにも見ちゃいられない。 なんか自分でしているところを覗いちゃってるみたいだし…… それにしても、今まで指の感触でだけ知っていた所が、こんな色、形をしてたなんてねぇ… 自分のだからという訳ではないが、ビデオで見たものとは全然別物に見えてちょっと安心した。 断然可愛いと思えたし……まぁ、何だこりゃ?とは思ったけど。 菱形にぱっくりと開いたあそこは、全体的にサーモンピンクで綺麗だった。 上部にはとんがり帽子を被ったポッチが顔を覗かせ、 その下から両側に、羽根みたいに幅の狭い襞が付いている。 その奥、真ん中にはおしっこの為の小さな窄まり。 その下は…何だ?貝の中身?表現のしようが無いな。ぷっくりしてる… ……ぷるんってしてて美味しそうに見える… ぷっくりが終わった一番下に、凹んで肉襞の塊みたいなの…… …ここに入っちゃうんだよね……… いまだかつて探った事の無い、今、入り口がヒクヒク動いているその襞の奥。 私はなんとなく、その襞を押し分けて中指を指し入れてみた。 「んっ……」 ……うにょうにょしてる… 第一関節まではあっさり沈んだ。 「痛っ!」 更に押し込もうとしたら、狭くて入っていかなかった。 おまけに痛かった… 太ももの裏を通していた腕を、正面からに変えて再度チャレンジ。 「ふゆぅ…ぅぅ……う……んっ……」 何か苦しい…けど……ヌメヌメうにょうにょしてるよ…中ぁ…… あ…中指全部入った…… だけど、角度がちょっとでも変わったりすると痛い。 指をそーっと引き抜き抜いていく… 「う……う……んっ!…つっ…はぁぁ」 この中も気持ち良いかも……圧迫感というか何と言うか… 痛みの原因を探ろうと、その襞の塊をヌメった指でそっと開く。 …処女膜ってどれなんだろ?…わかんないな……これかな?……… 下半身はそのままに、鏡に向けていた頭を下ろしリラックス。 あちこち弄っているうち、染み出していたえっちな液をたっぷり指に絡め取り、 私は天井を見ながら、三度ゆっくりと指を沈めて行った。 「んぅぅぅ……いっ…ぅっ……ぅ……」 ……ヌルヌルして指に絡まってくる感じ…でも……やっぱり苦し…い…… 指が全部入った所で上下左右にそっと動かす。 「痛っっ!」 沈んだ指の第二関節あたりが、引っ掛かると痛かった。 これなのかなぁ…… 場所を確認しようと、そのままの体勢で頭を起こす私。 鏡の中の、黒目がちな丸顔の女の子と目が合った。 彼女は真っ赤な顔をして、脚を浮かせて大股開き。 あそこの穴に片手の指を入れ、もう片方で濡れたその周囲を見せつけるかのように、 私に向って、あそこ全体を恥かしげもなく、大きく割り開いていた…… うわぁぁぁ…すっごいえっちな子だぁ…… 火照って赤い顔。中途半端に開いた口。とろんとした目つき。濡れ光ったあそこ… 誰だっけ?知ってる子なんだけど。この子…… !$%&$#%&■&‘’%♪$$!!‘★((&! 「えっ?えっ??ええっ???」 私は、あそこの穴に埋めていた指をあわてて引き抜き、ガバッと飛び起きた。 あそこを両手で隠すように抑えながら、膝を閉じて女の子座り。 痛かったから押さえた。というのもあったけど、あまりにも恥かし過ぎて… 首のあたりまで真っ赤にして、やや俯きながら呆然としている鏡の中の私。 下を向いたあそこからは、押えた手にえっちな液を垂らす生暖かい感触がしてる。 何?今の。あれって私??アダルトビデオの女の人みたいだったよ…………… あまりにも淫らな姿だった。 凄っごいショック…眩暈さえする。 だけど、あそこから垂れるえっちな液は止まってくれない… …私ったら、何時の間に、こんなにえっちになっちゃったんだろう………… アダルトビデオを見たり、生でおち○ちんを見たり擦ったりして興奮したし そこそこ自分もえっちだとは自覚していた。 だけど鏡に向かって大股開きで自分でしちゃうなんて、えっちを超えて変態だ… 恥かしだの変態だの思っていながら、今も無意識にあそこをぐちょぐちょ撫でてるし……気持ちいい… 「………」 「…って!」 あわててあそこから手を離した。 なんだか頭がパニックになっちゃって、自分で何をしているのか判らなくなってるよ… 「とりあえず冷静になろう…」 妄想に戻ってしまわないように、声に出した。 濡らしてしまったあそこと両手を、ティッシュで拭きながら、 いつもの様に中空を見上げつつ、頑張って一人で喋り始める私。 「なんで自分のえっちを鏡で見てたんだっけ?」 「鏡…鏡…」 「あー!そうだ。自分のあそこを観察しようと思ったんだっけ」 「携帯で上手く撮れないから鏡の前に来てたんだった」 「…あれ?タイマーなかったっけ?携帯って。ま、いいか」 「普通にしゃがんで、ちっちゃい鏡で見れば簡単だったんじゃないかな…」 「そもそも、何でこんなとこ観察しようと思ったんだっけ?」 今日有った事を逆に辿っていく。 「晩御飯は、お豆腐と天ぷらがあってー。学校帰りにパン4つ買って来てー。あ、あっ、ダイエットしてるのに4つ一遍に食べちゃった。 どうしよ〜…お昼のお弁当は甘い卵焼きが美味しかったなぁ……」 ………食べ物関係しか思い浮かんでこない。 「彼とえっちなこと喋った気もするんだけどな」 「………」 思い出した。「自分のあそこ見たことないの?」っていう彼の言葉でこんな事始めたんだった… 発端が判ったら、なんだか腹が立ってきた。 純情な女の子にこんな事させちゃうなんて! 多分彼ったら、私がこんなかっこであそこを弄ってるのを想像して、ニヤニヤしながら自分でしてるんだ! もぅ!仕返ししてやるっ!! ルーズリーフを一枚取り出し、それにピンクのマジックで大きく文字を書く。 …間違ってハートマークなんて付けちゃった。書き直し。 それを手に持ち、あっかんべー。 携帯でその私の姿を写真に撮り、自分のパソコンにメールする。 フロッピーにその写真をコピーして準備OK。 おち○ちんを出したまま、がっかりする彼の姿が目に浮かんだ。 「教えてくれてありがと。昨日さっそく携帯で撮って見ちゃった。」 その翌日の朝、クラスで彼が来るなりそう言った。 ビデオの時みたいにニヤケながら感想を求めて来ると思ったら意外や意外。 「あ、そう。」 大して興味がなさそうにそう言うだけ… まぁ、感想を求められても答える気は無かったからいいんだけど… 「それでね、はい、これプレゼント。」 私はそう言いながら1枚のフロッピーを彼に手渡した。 「何これ?」 ラベルの付いていないフロッピーをヒラヒラさせながら それと私を交互に見ている怪訝な表情の彼。 「昨日やりかた教えてくれたお礼。携帯で撮ったの。帰ってから見てね。 でも誰にも見せちゃダメだよ。それから見たらすぐ消してね。」 彼にちょっと近づいて、内緒話をするように自分の口に手を翳しながらそう言ってやる。 途端に、私を見たまま彼がフリーズした。 その日彼は一日中落ち着きがなかった。 授業中に先生に指されても気付かずに怒られてたし、 授業中、休み時間関係なく、フロッピーを入れた制服のポケットを頻繁に触って、 そこにそれがある事を確認していた。 放課後、あんなに手早く教室を出て行く彼も始めて見た。 あんな恥ずかしい事を私にさせた、お返しのつもりだったけど あんなに期待されちゃうと、ちょっと悪い事したかな?とも思ったり… 冷静に考えると私が勝手にやった事なんだし、彼は悪い事して無いんだし。 だけど、仕返し計画の成功に、私は内心ガッツポーズをしていた。 帰宅後、彼にあげた画像を見てみたら、見切れた鏡が私の裸のお尻を映していた… ……かなり判りづらいからバレないよね…大丈夫だよね…… エピソードW -前蛹- (了) - Metamorphose 〜変態〜 -