(番外の番外03) 
―お豆ちゃん生誕記念編―(後編) 

昨日はもうバテバテ。 
結局愛ちゃんと里沙ちゃん二人に攻められて、大きいのを何度貰ったのかさえ覚えていない。 
中を普通に擦られるだけでも感じちゃう身体になってるのに、 
その状態でポイントを探すように擦られるもんだから、本気で死んじゃうかと思った。 
身体も物凄く跳ねちゃったみたいで、緩めに縛られてたのにもかかわらず、手首にはバッチリ跡が点いていた。 
つくづく衣替えの後で良かったと思った。 

テクニシャンで器用な愛ちゃんの舌と手だけじゃなく、里沙ちゃんも沢山触れたり舐めたりしてくれたから、 
全身を一遍に撫でられちゃってるみたいだった。 
もう、二人に本気に攻められるとあんなに気持ちイイなんて、絶対に中毒になっちゃうよ。 

一つ難点は、終ってからの事。 
汚さないように、ちゃんとシーツの上に大きいタオルも敷いてたけど、完全にびちょびちょ… 
お布団にまで染みちゃってたから、結局絨毯の上に寝るハメになっちゃった。 
あれだけは良い方法を早く考えなきゃな。 

…… 
おっと、テスト中だったんだ。 
袖から覗いてた右手首の、内出血と擦り跡を見てたら余計な事を考えちゃってた。 
集中集中!これが終ったら、愛ちゃんの家でえっち出来るんだもん。頑張んなきゃ。 

制服の袖を引っ張ってそれを隠して、再度答案に向った。 

……ん〜…英語はやっぱり鬼門だ。 
『私はネコが欲しい』っていうスラングは覚えたんだけど、 
あれって…『えっちな子猫ちゃん』……だよね。 
愛ちゃんがしきりに私に教えてたのって、やっぱりわざとかな? 
私のえっちな子猫ちゃん。名前は愛ちゃん。……んふふっ…あ、いけないいけない。 


********** 

マコをどうやって撒こうかと悩んだけれど、当人はゲッソリした顔をして早々と帰っていった。 
あれはなかりヤバかったんやね。なんて愛ちゃんも言ってたけれど、似たような顔色の方が身近にもう一名。 
今日がお誕生日のその子も連れて、まっすぐ愛ちゃんの家にやって来た。 

その顔色が悪かったお豆は、先に一人でシャワーを浴びている。 
三人で入ろうとしたんだけれど、恥かしいからって拒否されちゃった。 
お陰と言うか何と言うか、二人っきりになった愛ちゃんと私は、制服のままで抱き合っちゃったりなんかして。 

「お母さん帰ってくる夕方まで、一杯出来んな」 
チュッ! 
「お昼はぁ?」 
「あーしと里沙ちゃん」 
チュッ! 
「…余計にお腹す…」 
チュッ! 
「お昼食べてたら一時間は短くなるよって。もったいねぇざ」 
「愛ちゃんはおな…」 
チュッ! 
「ぬひゃひゃひゃひゃ。たこやきたこやきー」 
私に馬乗りになった愛ちゃんは、私の話を切るようにキスしてくる。 
最後は私のほっぺでたこやきを作って、そこに吸い付いて来た。もうすっかり愛ちゃんペース。 
……ダメだこりゃ。お昼は諦めよう。 

「シャワー浴びようよ」 
「なんで?いつもそんなんないやろ。その方が味濃い言ぅて」 

そりゃそうだけど、里沙ちゃんの大事な日になるんだし、極力綺麗に爽やかにしてあげたい。 
そんな感じの事を言ったら、愛ちゃんもしぶしぶ納得したみたいだった。 
「えっちはどうやったって、爽やかにはならんやろ。おまけに3ぴーやし」何て事も言われたけど… 
結局、里沙ちゃんが上がってくるまでちょっとだけ。という事で始っちゃった。 

いつもの如く唇を重ねて舌を絡ませながら、互いの胸を柔らかくソフトに撫で始める。 
「んちゅっ…もう、乳首勃っておおせ」 
唇を離して嬉しそうに愛ちゃんが私に囁く。 
「ちゅっ…愛ちゃんだって〜。ほら」 
爪で擦るように乳首を撫でたら、顔をちょっと赤らめて笑いかけて来た。 

「こっちはどうかのぉ」 
私のスカートの中に入ってきたもう片方の手が、パンツの上から股間全体をなぞり出す。腰が捩れちゃう。 
「んんっ!…はぁっ……んへへへ。気持ちイイ」 
「これでもお昼食べたい?」 
「こっちのほうがいい」 
「やろぉ〜」 
小首を傾げて嬉しそうに笑いかける愛ちゃんを見てたら、もう我慢出来なくなった。ごはんはとりあえずいいや。 
愛ちゃんの首を抱えて引き寄せて、再度唇に吸いついた。 
じんわり熱くなる身体と、ボーっとして行く頭が気持ち良い。 

このぬるま湯みたいな感覚をずっと味わっていたいけど、今日の主役は里沙ちゃんだ。 
とりあえずシャワーを浴びる前に、愛ちゃんの味を堪能しとかなくっちゃ。 
絡みまくってる舌を離して、愛ちゃんにオーダーしちゃう。 
「里沙ちゃん戻ってくるまで、…な、舐めたいんだけどぉ……」 
「えっちは食事の時と違って迷わんのな」 
笑いながらもスカートの中に手を入れて、さっさとパンツを脱ぎ、私の顔を覗き込みながら跨いでくれた。 

口元に下りてきた愛ちゃんのあそこの匂いを、胸一杯に吸い込む。 
半日蒸されて凝縮された、愛ちゃん自身の濃い匂いが頭を痺れさす。 
「その顔ちゅきっ」 
私の顔を覗き込んでいる愛ちゃんが、甘えるように言う。 
顔は紅潮してるし涙目になってるから、こうするのはいつも恥かしいんだろな。 

私も本人に見られながらこんな事するのは恥かしい。 
でも、私も愛ちゃんのその顔が好きだから、毎回やっちゃうんだよね。 
愛ちゃんのあそこと、恥かしそうな顔が一遍に見れちゃうし。 

それにしても… 
何で回数をいくら重ねても、愛ちゃんのココを間近に見ちゃうと震えが来ちゃうんだろ? 
苦しいくらいに心臓の鼓動は激しくなるし、匂いが強ければ強いほど目が潤んじゃう。 
それでいてほっぺは緩んでニヤケちゃうし。 

自分では判らないけど、多分、私の目つきも変わっちゃってるかもね。 
だって、愛ちゃんのココの匂い、味、柔らかな感触を逃したく無くなっちゃって、 
そこにキスした途端、周りの状況とか見えなくなっちゃうから… 

開かれたそこに舌を伸ばし、尾底骨の先端からポッチまでをべロンと舐め上げた。 
「はぁぁぅ…ふゅんっ!」 
愛ちゃんは鼻から抜けるような吐息を漏らし全身を震わせる。 
刺激から逃げるみたいに一瞬だけ浮いた腰が、さっきよりも深く私の顔に落ちて来る。 
…柔らかな肉の感触が唇に触れる。 

「ん。今日も愛ちゃんのココ、美味し」 
呼吸に合わせて誘うように開閉する、ピンク色の愛ちゃんの女の子の部分。 
熱を帯びた襞の間に舌先を浅く埋めながら、震える愛ちゃんに報告する。 
私のその言葉に恥かしそうに、でも嬉しそうな表情で微笑み返してくる。 

「…んっ!…はぁぁぁっ!…じゃ、…ぅんっ!…あ、あーしもあさ美ちゃんの味見…ぁっ!…し、してえぇ?」 
早く一杯舐めたいけれど、そうもいかない。今度は私が見せる番。 

『また後で一杯お願いね』とでも言うように、そこを自分の両手で大きく開き、 
私の表情を覗き込みながら、『くちゃっ』っと舌に深く擦りつけて腰を浮かせる。 
私の唾液なのか愛ちゃんのえっちな液なのか、細く透明な糸が伸びた。 

ちょっとだけ名残惜しそうに私の顔から下りた愛ちゃんが、モソモソと下へ移動していく。 
移動するついでに唇にキスをし、胸をお腹をソフトに撫で下ろしてくれる。 
快感を拾おうと肌が敏感になっちゃうのか、服を着たままのほうが不思議なくらいに感じちゃう。 

…はぁぁぁぁっ…気持ちいいっ……彼との時はこう言う感覚無いんだよなぁ…… 

やっぱり蕩けちゃうようなえっちは、愛ちゃんとするのに限るなぁ。 
なんて、身体を捩らせながらも思ってみたり。……A君、ごめんね。 

「昨日あんなにしたのに、あさ美ちゃん溜まっとんの?もうこんなに濡れとる」 
そんな事を言いながら、パンツの上から谷間を指でくすぐって来る愛ちゃん。 
お尻の窄みを押し込むように突付き、そこからポッチの手前まで撫で上げて来る。 
必然的に割れ目に食い込んできちゃうパンツ。 

「だ、だあってぇ……愛ちゃんの匂い嗅いじゃったしぃ……」 
恥かしい光景を隠すように、その手を脚で挟み込みながらも腰を揺らしちゃう私。 
「中はどうやろねぇ〜」 
楽しそうに私の表情を見ながら、愛ちゃんはもう片方の手でパンツの前を鷲掴みして上の方へ絞り込んだ。 
クロッチ部分がまるまる割れ目に食い込んじゃって、私からでも脇の毛やらこんもりした山が丸見え… 

「や、やだよぉ…こんなのぉ…」 
「外もこんなに濡れちゃって…もぅ、あさ美ちゃんえっちなんやからぁ〜」 
愛ちゃんの言葉と、自分のあまりの痴態に、両手で顔を隠す。 

絞られたパンツで擦られるポッチ……ジンジンしちゃう… 

「もぅ…いいから、脱がしてよぉ……」 
「え〜〜……はぃ…」 
ニヤニヤしながら私を見る愛ちゃんを、ちょっと鋭めで睨んでやったら素直にパンツに手を掛けてくれた。 
だけど一筋縄ではいかないえっちモードの愛ちゃん。 
「あ、ポッチ出たよ、ポッチ。もう勃っとるで!」 
「うっわ。糸引いとる」 
「もう全体がびちょびちょやん」 
等など。私のパンツをゆっくりと下ろしながらも、細々と状況説明して来る。 
おまけに露になったせいで、鼻に届いて来ちゃう自分のえっちな匂い。 
恥かしさに身体の熱は益々上昇。覆った手に伝わる顔の熱は、火傷しそうなくらいだった。 

パンツを完全に抜き取られた後は、更に両足を開かされて頭の上まで抱え上げられる。 
自分でも丸見えの状態のあそこの上には愛ちゃんの顔… 
どうしても顔を背けちゃうけど、目だけはしっかりと愛ちゃんの表情を覗き見ちゃうんだよね… 

「今日もええ匂い…」 
目を瞑って、すっかり濡れ光ってるあそこの匂いをクンクンしてる…… 
もう、顔も首もすっごく熱い。 
恥かしくって涙が出そうになって来るし、興奮しちゃって頭は朦朧。 

「その顔もちゅきっ!」 
私はその愛ちゃんの顔、どっちかと言うと嫌い。いじめっ子みたいで。…でもドキドキしちゃう。 

私に見せつけるように舌を伸ばす。次は私と同じように、後ろから前までを舐めてくれる筈… 
あのゾワゾワが来る!と思ったら、尾底骨の先端からお尻の窄みの手前までを行ったり来たり。 
気持ちイイけど期待していただけに物足りない。 
窄みの縁に舌が触れるたびに、あそこがヒクヒクと動いちゃう。 

「じ、焦らさないでよぉ〜…」 
「前と後ろ、どっちがええ?」 
「えっ?ど…どっちって……後ろ。…や、前。……やっぱり…どっちにしようかな…」 
「…じれってーのぉ。いつまで経ってもあーしが舐めれんがぁ〜」 

笑いながらもそう言うや否や、舌を押し付けるようにしてお尻からポッチまでを舐め上げてくれる愛ちゃん。 
これ、これ! 
ざわつく背中が気持ちいい。おもわず愛ちゃんの頭を掴んで、あそこに押し付ける。 
もっと激しく、もっと深く舐めて欲しい。愛ちゃんのも一杯… 

「ぁひゃっ!いつもよか甘〜い!当たりや当たり!!」 

いつもなら一舐めでココは終わるのに、愛ちゃんだけ本格的に舐め始めちゃった… 
あそこに鼻から顎まで密着させて舐められちゃうのは嬉しいし気持ちイイけど、 
愛ちゃんのが貰えないのは悲しすぎ。 

「んっ…はっ!…ぅ…くぅっ…は、早く…愛ちゃんのも……ぅうんっ!!」 
愛ちゃんの舌に悶え、そして喘ぎながらも、愛ちゃんのあそこを呼ぶ私。 
無言で態勢を変えた愛ちゃんのあそこが、注文どおりすぐさま戻ってきてくれた。 

ただ… 
脚を持ち上げられたままなのがちょっと苦しい。 
その脚を愛ちゃんの脚で抑えられちゃったから、下半身は殆ど動けないし… 
おまけに愛ちゃんが私の顔にぺったり座っちゃってるから、間に手を入れないと息も出来ない。 
…これはこれで嬉しいんだけど。…すごいえっちな態勢だし、重さも感じられるし。 

ワインのテイスティングみたいなその行為が済んだら、後はいつもみたいに本格的に舐め合いっこの開始。 
ま、今日は愛ちゃんがフライングしちゃってるけど。 

ご挨拶で思いっきり興奮しちゃってるから、お互いのあそこは敏感になってるし既に潤んじゃってる。 
そこを舌で撫でられ、ほじくられちゃったらたまんない。 
愛ちゃんも感じてくれて時々お尻を浮かせるけれど、私の方はもう大変。 
いつもより激しく舐めてくる愛ちゃんの舌に、ポッチを攻められていないのに押し寄せてくる大波に全身を揺り動かされる。 
ジュッって音を立てて啜られる度に、おしっこが漏れちゃいそうになっちゃうし…… 

噴き出す汗、濃くなっていくえっちな匂い、自然と出ちゃう熱い吐息。 
その私の口や鼻には、愛ちゃんの熱いあそこが擦りつけられ、くちゅくちゅ音を立てちゃってる。 
身体で感じる刺激と頭で感じる刺激が、私の意識をかすれさせる…… 

…ダメ………これ以上舐められちゃったら……んんっ…くぅぅぅっ……… 

「…あっ!あっ!イっ…きゅっ…ぅぅぅぅ!!………うんっ!…」 

私の上下の口に、愛ちゃんの舌の感触と愛ちゃんのあそこの諸々の情報を残しながら、全身が軽く浮き上がった感覚がした。 

……あ…このくらい軽めの方が興奮しちゃうかも。 
………ちょっとくすぐったいな。 
…………あ、また気持ち良くなってきちゃった… 

「んひゃっ…美味しかったっ!……あーしも気持ちよかったし」 
私がイっちゃった後も、更にえっちな液を零す私のあそこを舐めていた愛ちゃんがようやく離れた。 

「…愛ちゃん…今日は激しすぎ」 
「甘くて美味しいんだぁって!あさ美ちゃんの。それがイカン」 
「そ…ご、ゴメン」 
大きな声で反論されて思わず謝っちゃった。 

「……里沙ちゃんが戻って来ないうちにイかされるなんて思わなかったよぉ…」 
態勢を元に戻し、ほっぺを擦り合わすように私に抱き着いて来た愛ちゃんにちょっと文句を言ってみる。 
火照ってる愛ちゃんのほっぺもやけに熱い。あそこの毛同士が擦り合わさって、なんかムズ痒い。 

「舐める前から、びちゃびちゃになっとったろぉ〜がぁ〜」 
「そ…それは愛ちゃんの匂いが……」 
べったりと私の身体の上に乗って体重をかけ、ほっぺに齧り付いてた愛ちゃんが、 
反論しようとした私の言葉をさえぎって、突然跳ねるみたいに飛び起きた。 

「それよか、それよか、今日のは今までで一番甘いんやぁって!凄いで、もう」 
露になってる私の下腹に座り込んで、興奮気味にまくしたてる。 
愛ちゃんの脚に触れてる私の左腕をやたら叩いてくるし… 

「ほれ。舐めてみんせ」 
「え〜…いいよぉ」 
口元に差し出された指には、透明でちょっと粘り気がありそうな液がたっぷり絡まっちゃってる… 
一瞬『美味しそう』とか思ったけれど、割りと冷静な状態で自分のを自分で舐める勇気はない。 
お断りしつつ、その恥かしい液を隠すように手で包んで押し返した。 

「今日のは味わっとかんと後悔するって!」 
「…でもぉ…自分のは……ねぇ…」 
「はい。あーん」 
尚も舐めさせようと差し出される指… 

「いいよぉ…愛ちゃんのならいくらでも舐めるけどぉ…」 
「じゃ、…んっ…あぃ。あーしの」 

愛ちゃんはもう片方の手で自分のあそこを拭って、それを差し出してきた。 
その手を両手で掴み、躊躇する事無く口に含む。 
ちょっとだけしょっぱい愛ちゃんの味が口の中に広がった。 

「んふっ。おいし。おかわり」 
愛ちゃんは私の口から抜き取った手に、再び自分のえっちな液を絡めて差し出してくれる。 
それを舐める私の表情を嬉しそうに眺めながら、私のあそこも撫で始めてくれた。 

襞の間を掻くように動き回る指に、ムズムズしちゃう腰。 
蠢く手に匂いを擦り付けるみたいに、両足で挟み腰を揺らしちゃう。……あ、逃げられた。 

「あぃ。おかわり」 
差し出された手に何の疑いも無くしゃぶり付く。さっきまでより甘い味と匂いがした。 

「なぁ?甘いやろぉ」 
「…むぁ…?」 
甘い愛ちゃんの手をしゃぶりつつ、あそこを弄られる快感に邪魔されながら状況を分析… 
さっきとは異なる表情で、ニヤニヤしている愛ちゃん。 

…やられた。 

自分のを舐めている恥かしさも感ながらも、その甘さに勝手に舌が動いちゃう。 
……愛ちゃんとか里沙ちゃんのも日によって味が変わるけど、こんなに甘いの始めてかも。 

愛ちゃんのあそこがこんな味だったら、私だったら一日中でも舐めまくっちゃうかもしれない。 
ダマされたのは癪だけど、やたらと興奮してた愛ちゃんの気持ちも納得の味だった。 

愛ちゃんのを弄ったヌメる手で私を弄り、その濡れた手が私の口に挿し込まれる。 
逆に、私のを弄った濡れた手で自分のを弄り、それを愛ちゃんが自分の口に含んだり… 
交じり合う私と愛ちゃんのあそこの液。そして唾液… 
舐める場所によって微妙に違う愛ちゃんの手の味。 
いつしか私も両手を使って、愛ちゃんと自分のあそこを弄っては互いの口に運び、その味と匂いに溺れていた。 

その中で時折沸きあがる疑問。自分が何者なのか、そして目の前の物体は何なのか、一体何をやっているのか…… 

――――――気持ちよくって美味しいんだから、なんだっていいんでない?―――――― 

朦朧とする頭の片隅で、もう一人の自分がそう言った。 

その声に思考は遮断され、ただ自身の快感の為にあそこを弄り、そして味と匂いを感じる為だけに手を、舌を動かしていた。 

「うりゃっ」 
突然愛ちゃんの声と共に、その手が口じゃなく、私のほっぺたに『べちょっ』と撫でつけられた。 
止まっていた思考回路が再び動き出す。でも、回線の接続がおかしかったみたい。 
「あ〜、やったな〜。うりゃ!」 
お返しにあいちゃんのあそこを弄っていた手を、眉間から口元にかけてべっちょり撫でつけた。 
頭の隅っこで、『それは違うんじゃない?』って聞えたけれど多分気のせい。 
撫でつけた手で、愛ちゃんの顔をぐりぐり擦りまくる。 

「あっ!くそっ。………んひゃひゃひゃひゃひゃ」 
「んぷっ…ふぇぇぇ……んむっ…」 
愛ちゃんも、自分のえっちな液と私のえっちな液を両手にたっぷりと絡ませた手で、私の顔を撫でまくる。 
泥んこ遊びでもしているみたいな、無邪気な笑顔の愛ちゃん。 
匂いはおもいっきりえっちだけれど単純に楽しい。おまけに、さっきまでの淫靡な雰囲気も吹き飛んじゃった。 
やってる事はとんでもない事ながら、じゃれあうような、その物凄く楽しい遊びは、 
里沙ちゃんの『二人ともアホじゃないの?』という呆れた声が、すぐ傍で聞えるまで暫く続いた。 

顔も手もねちょねちょだったけど、制服は綺麗なままだった。 
……器用なもんだね。私達。 

真っ赤な顔して苦笑いしてる里沙ちゃんを見て、やっと冷静な思考が戻って来てくれる。 
里沙ちゃんは、シャワーに行った時と同じように制服姿。 
髪の毛の先がちょっと濡れてるのと、コロンの代りに石鹸の香りをまとってるのを除けば殆ど同じ。 
ソックスを脱いだ素足の先には、可愛く塗られている淡いピンク色のペティキア。 

それに反して、私達ったら… 
何時の間にか二人ともスカートを脱いじゃって、下半身は剥き出し。 
おへその下から内もものあたり、それから両手、そして顔なんてべちょべちょ… 
愛ちゃんのあそこの毛には、所々白っぽい糊跡みたいのが絡まっちゃってるし。 
多分私のほうも、愛ちゃんのそこと同じように汚れちゃってると思う… 

その光景を想像しちゃって、私は慌てて大股開きだった脚を閉じた。 
愛ちゃんも身体を縮こませて、濡れ光ってた下腹部を両手で隠してた。 
里沙ちゃんには何度も見られてるから、今更と言えば今更だけど、 
冷静な目で見られちゃったらやっぱり恥かしいし… 

「「お、おかえり」」 
若干異なる発音ながら、図らずも、どもりも含めてハモりながら迎える。 

「おかえり。って…随分前に戻ってたんですけど」 
脱ぎ散らかした私達のスカートを畳みながら、里沙ちゃんが答える。 
躊躇せずに、パンツまで拾い上げてきちんと畳んじゃってるし… 
…私のなんて汚れちゃってるのに。 

このへんはやっぱり慣れなのかな。 
これが愛ちゃんだったら喜んで履いちゃって、 
『あさ美ちゃんのパンツってヌルヌルで気持ちええな』 
なんて苛められるんだよなぁ。とか、ふと思った。…けど、すぐに頭から追い出した。 

その光景を見てる時の、くすぐったいような恥かしいような、 
あそこが凄く疼いちゃう感覚は、なかなか身体から出てってくれなかったけど。 

その、腰をモジモジさせてる愛ちゃんの姿とあそこの疼きを若干引き摺りながら、慌てて里沙ちゃんに聞く。 
「…い、何時頃戻ってたの?」 
「愛ちゃんが、『甘いやろ』って言ってたあたり。で、何が甘いの?」 
私のパンツに触れて濡れた手を、ティッシュで拭きながら里沙ちゃんが平然と答える。 

あの、自分と愛ちゃんの上下の液の混ぜっこやら、その舐め合いやら、 
そして塗り合いっこの全てを、里沙ちゃんに見られてた事に顔から火が出た。 

そんな私の恥かしさとは対照的に、愛ちゃんは早口で里沙ちゃんに興奮を伝えてる。 
「そやって、そやって!あさ美ちゃんの、今日凄く甘いんやって!!もう、感動するで」 
さっきの恥じらいはどこに行っちゃったんだろ…? 
今日の私のえっちな液は、それ程の物なのか。と、なんとなく股間に目が行く。 
まあ、愛ちゃんがお腹に乗ったままだから、見えるのは愛ちゃんの物なんだけど。 

「はぁ?あさ美ちゃんの何?愛ちゃん。とりあえず、もうちょっとゆっくり話してよ」 
ベット脇にぺたんと座って顔をしかめる里沙ちゃん。 
"素"番長らしく、見慣れた私達のえっちには特に疑問も抵抗も持たずに、単純な疑問のみをぶつけてくる。 

「やからぁー。あさ美ちゃんのえっちな液もここも、今日凄く甘いんやて」 
愛ちゃんはそう言いながら私の上から降り、閉じていた脚を抱え込ますように折り曲げて来た。 
里沙ちゃんのほうにあそこを向けさせられて、脚を広げられる。 
一瞬、里沙ちゃんの目が大きくなった。そしてすぐさま愛ちゃんの顔がそこに埋まった… 

「ひゃっ!…んっ……愛ちゃ…やぁん…ふああああっっ!!」 
えっちな液をほじくり出すように、穴に舌が挿し込まれ、更に襞の間を激しく這い回る。 
強く大きな快感に全身がガクガク震えちゃう。えっちな液が、また湧き出しちゃったのを感じた。 
まだえっちモードじゃなく、冷静な里沙ちゃんの目がすぐ傍にある恥かしさに、 
一段と強く興奮と快感が押し寄せてくる。 

「ぁ、ぁ、ぁ、…はあああっ…んああっ…ふぅっ……あ……」 
中に奥深くまで指を挿し込まれ、内壁を掻きながら『ぷちゅ』って音を立ててそれが抜かれた。 
指が抜けきる時に、内側から無理矢理広げられた感じがしてちょっとだけ痛かった。 

「ほれ、里沙ちゃんも舐めてみんせ」 
ほんのり白っぽい私のえっちな液がたっぷりと絡んだ指を、里沙ちゃんに向けて差し出す愛ちゃん。 
「あさ美ちゃんのローヤルゼリーや」 
そんな事言いながら、もう片方の手で、私の中から垂れてきたえっちな液をすくって口に含んだ。 

「あ、あ、…り、里沙ちゃんに、そ、そんなの…」 
「なっ、ちょっ…えぇ?」 
里沙ちゃんには確か、一度しか舐めてもらった事の無い私のえっちな液。 
それを私に見せつけるかのように出されちゃって、もう、恥かし過ぎる。 
掻き出すみたいにしたせいか、まさにローヤルゼリーみたいに 
白っぽくトロリとした物が塊みたいにその指先に乗ってるし… 

里沙ちゃんは目の前に差し出されたそれを前に、若干戸惑いの表情を見せた。 
ちらっと私の方を見た後、ちょっと俯く。 
さっきより顔が赤い。制服から覗く首元までを、見る間に真っ赤にしていった。 

「や…あ、愛ちゃん。そんなのいいから、早くシャワー浴びちゃおうよ」 
『ほれ、舐めね。』なんて、更に里沙ちゃんの顔の前に腕を伸ばす愛ちゃんに、 
それを止めさせるかのように私は言う。 
まだ処女の里沙ちゃんに、そんな変態的なえっちな事もして欲しくない。 
…や、…女の子三人でえっちしてる時点で変態的かもしれないけど…… 

「……」 
無言でそれを見ているままの里沙ちゃん。 
「…洗ったら甘いの無くなるかもしれんし、勿体ねえざ」 
愛ちゃんは里沙ちゃんに向けていた手を自分の口に含みつつ、私を振り返ってそんな事を言う。 
どことなく残念そうな表情を見せた里沙ちゃんが、視界の隅に見えた。 
「こんな甘くてうめぇのに」 
私の片脚を持ち上げ、再び私のあそこに愛ちゃんが顔を埋めた。 

「はっ!あん!…んっ……愛ちゃ……シ…シャワー…んんんっ、やっ!あああぁん…」 
愛ちゃんの舌の蠢きに大きく身体が捩れ、あそこを差し出すかように腰が浮いちゃう。 
じゅじゅっと音を立てながら愛ちゃんの口が、そしてくぴゅくぴゅと音を立てて指が、中を外を掻きまわす。 
切れ切れに、吐息とも喘ぎ声ともつかないものが咽の奥から零れ出す。そして吹き出る汗。霞んじゃう頭。 

苦しくって、でも気持ち良くって、脚で愛ちゃんの頭を抱えながらも 
両手でそれをあそこに押し付けた。 
サラサラの愛ちゃんの髪が、指の間から零れて私の太ももを撫で下ろしていく…… 
ポッチを口に含まれ舌で転がされる。 
またイっちゃうよぉ………ダメぇ…… 
愛ちゃんの頭をあそこに押し付ける脚に、両手に力が入っちゃう。 

…もっと…もっと…… 
霞む景色の中に里沙ちゃんの顔が見えた。 
さっきと同じように首元まで真っ赤にしながら、でも潤んだ目で私を真っ直ぐに見てる… 
そして……両手はスカートの上から股間を抑えてゆっくりと動いていた。 

……こんな私を見ないで……えっちな私をもっと傍で見て……里沙ちゃんも私を汚して…… 

愛ちゃんを股間に挟み抑えつけたままで、片手を里沙ちゃんへ伸ばす。 
恥かしそうな表情を残しつつも、優しい顔でベトベトなままのその手を握ってくれる里沙ちゃん。 

「んあっ!…んんぅぅぅぅ……里…沙ちゃん……キ…スっ!」 
私の叫びのような声に里沙ちゃんの顔が近づいてくる… 
その顔が段々とぼやけて…… 
鼻の頭のホクロしか見えなくなった時、開いた口の下唇が、熱く柔らかい物に包まれた感触がした。 

それと同時に、あそこの奥から背中全体を伝い、頭のてっぺんへ突き抜けるみたいな大きな波と、 
おしっこをしてるみたいな感覚の中に交じって、愛ちゃんの指のはっきりした感触がした。 

ふわふわと漂う真っ白な世界の中に、里沙ちゃんからしてくれた初めてのキスの、 
苺の歯磨き粉みたいなマウスウォッシュの甘い香りがしてた。 

余韻みたいな、おしっこをしてる時みたいな開放感と、 
エレベータに乗ってる時みたいな浮遊感はまだそのままに、意識は割合早く戻ってきてくれる。 
そこに、ちょっとだけくすぐったく、そしてむずむずしちゃう快感を与え続けてくれているあそこ… 
右手は包まれるみたいに握られたまま。 
口の周りやその中は、里沙ちゃんの唇や舌でゆっくりと撫でられ続けてる… 
荒い呼吸は多分私の。 
こんなに乱れちゃってハシタナイなぁ。なんて頭の片隅でちょっとだけ思った。 

でも浮遊感を残したまま、二人にいっぺんに愛されてるこの幸せはあまりにも甘美だった。 
イっちゃう前後に同じままで残る体温。そして優しい感触。 
これは女の子同士だから味わわして貰える幸せだと改めて思う。それが二人分。なんて贅沢。 
視覚以外の感覚をフルに動かして、その甘さに深く深く酔いしれていた。 

「…ん…ん……あ、忘れとった…」 
音も無く中から指を抜かれて、代りに盛大な音を立ててそこを吸って、愛ちゃんの口が離れて行った。 
消えちゃった温もりと刺激に未練があるのか、腰が勝手に動いちゃう。 

…あ…太ももの間がびちょびちょ。 
内股を擦り合わせて感じた感触にびっくりした。 
ズレたお尻の下も凄く冷たいし、噴いちゃってたみたい… 

あまりの恥かしさに頭は冷静になろうとするけど、里沙ちゃんのキスからは逃れられない。 
恥かしさと気持ち良さに浸された頭は、腰から下のびちゃびちゃ感で更に自分を辱めようと、 
激しく下半身を捩らせるばかりだった。 

「おいしょっと」 
向こうの方で何やらやってた愛ちゃんが、私の足元に戻って来た。 
「あさ美ちゃん。脚開いて」 
また舐めてくれるんだろうと、素直に脚を開いて膝を立てる私。内股に戻ってきた温もりが嬉しかった。 
里沙ちゃんのキスが気持ち良くって、愛ちゃんの手で開かれたあそこから、 
新しくえっちな液がお尻のほうへ垂れていくのが感じられた。 

里沙ちゃんも私とのキスですっかり興奮してるみたいに吐息が荒い。 
時折唇から離れては潤んだ目で私を見つめ、また勢いよく唇に吸い付いて来る。 
切なそうにハの字になった眉。紅潮しきった小さい顔があまりにも可愛らしい。 
私からも愛情を心の奥まで注ぐかのように、里沙ちゃんの口の中へ吐息を送り込む。 

今まで何度もしたこんな行為。 
だけど、里沙ちゃんからここまで強く求めてくるような事は無かった。 
私の口の中の形を探るかのように、ゆっくりとそして情熱的に動き回る里沙ちゃんの舌が唇が、 
『好き!』って伝えるかのように強く深く求めてきてくれる… 

その口がゆっくりと離れ、汗の伝う首筋に押し付けられた。 
握った手は離されて、私の首を抱えるみたいにまわされる。 

「…あさ美ちゃん。…好き…好きなの……何でかわかんないんだけど…」 
すすり泣くような小さな声で里沙ちゃんが呟いた。 
べちゃべちゃの手で里沙ちゃんの制服を汚さないように、その小さな背中に腕を回す。 
「私も大好きだから…」 
「……ぁりがと」 
しゃくりあげながらそう呟いた里沙ちゃんが、更に深く私の首筋に顔を埋めた。 

「…あ……」 
おもわず汚れたままの手で里沙ちゃんの頭に触れて、慌てて手を離す。 
「……い、いいから。…汚れたって…」 
里沙ちゃんのその言葉に、改めてその震える頭に手を伸ばした。 

それを撫でれば撫でる程増えていく、私の首元に落ちて来る液体があまりにも熱く感じた。 
目を瞑ったままで身体の上の重さと体温を感じながら、里沙ちゃんが落ち着くのを待っていた。 

独り言みたいにブツブツ言いながら、私のあそこを中途半端に弄ってる愛ちゃんが気になり出した時、 
やっと落ち着いたような里沙ちゃんが、そのままの態勢で小さい声で呟いた。 

「あ、あさ美ちゃん…」 
「ん〜?なに?」 
「あ、あの…あ、あさ美ちゃんのあそこ……な、…舐めてもいいかな」 
「えっ!?……あ、あ、い…いい…けどぉ……洗ってからの方が…」 
愛ちゃんに弄られちゃって舐められまくって、おまけに盛大に噴いちゃって、 
べちょべちょの上に臭っちゃってそう。 
ただでさえ恥かしい部分を、そんな状態で里沙ちゃんにされちゃうのにはやっぱり抵抗があった。 

「あ、あさ美ちゃんのそのまんまの匂い欲しいし…」 
私とか愛ちゃんと同じ事を言う里沙ちゃん。 
女の子はみんな匂いを欲しがっちゃうんだろうか… 
「あ、あ、あたしも、も、もっとえっちな事覚えたいし…」 
里沙ちゃんは続けざまにそう言って、更に強く私に抱きつき胸を押しつけてきた。 

「で、でもぉ……んっ!…あ・あ・あ……はああああっっ…ぅんっ…」 
思いがけない里沙ちゃんの言葉に戸惑い、やっぱり洗いたい。と思った矢先、 
私のあそこをゴニョゴニョやってた愛ちゃんが、いきなりあそこに指を入れた。 
ちょっと前にやられたみたいに、中を掻かれて指が抜かれる。 

「あい。里沙ちゃん」 
どこをどうすればこんなに?っていうくらい、 
たっぷりとえっちな液を絡めた指を、私の顔の前に差し出された。 

案の定、あまりにも生々しいホットミルクみたいな臭いがするその指… 
真っ赤にした顔を上げて里沙ちゃんがそれを見つめる。 
そして私の首に回していた腕の片方でその指を掴み、口に含んだ…… 

「の〜!甘いやろ。」 
無言のまま、愛ちゃんのその言葉に頷く里沙ちゃん。 
私に目線を戻し、恥かしそうに俯く。 
私の方も同じくらい恥かしい。あんなに濃いえっちな液を舐められちゃったなんて。 
どうにも溜まらなくなって、里沙ちゃんと愛ちゃんから顔を背けるように横を向いた。 

「二人ともか〜わええのぉ〜〜」 
俯く里沙ちゃんの頭を撫でながら、愛ちゃんがそんな事を言う。 
…そんなのん気な事言わないでよ。だからシャワー浴びようって言ったのに。 

「はい!二人ともこっち向いて〜」 
そんな事言われても恥かしくって里沙ちゃんの顔なんて見れないよ… 

「な、な、な、なーにやってんの!愛ちゃん!!もぅ!!!」 
とんでもなく口調が変わった里沙ちゃんにびっくりして思わず振り向いた。 
「…あ」 
すっかり裸になってる愛ちゃんの手には、ちっちゃなビデオカメラ。 

「あーしのこんこんと垣さんでーす」 
通常モードの口調で解説をしながら、私達にレンズを向ける愛ちゃん。 
「な…あ、に、新垣でーす…じゃなくってぇ〜」 
カメラにちっちゃく手を振って、でもすぐに我に帰る里沙ちゃん。 

「なんでの?里沙ちゃんの誕生日なのに。……おめでとっ」 
「あ、ありがと……」 
誕生日だからカメラ。って、言ってる事が解らないよ愛ちゃん。 
普通なら即座に突っ込むところも里沙ちゃんは気付かないし… 
こりゃ、愛ちゃんのテンポに飲まれちゃってるな… 

「はい!あさ美ちゃん。里沙ちゃんにおめでとうのちゅー」 
「ふぇっ?…あ、えと…ん……」 
とりあえず言われたままに、里沙ちゃんの唇に軽くキスをした。 
素直にキスしちゃった事に恥かしくなった。…私も愛ちゃんのテンポに飲まれてるみたい。 
「な……」 
さっきまでもっと濃厚なキスをしてたのに、やたらと動揺し、恥かしそうな里沙ちゃん。 
私と愛ちゃんを交互に見ながら顔を伏せる。 
「はい!あーしも……チュッ…」 
カメラで自分たちの口元を写すようにしながら、愛ちゃんが里沙ちゃんにキスをした。 

一瞬で離れたと思った唇が再び繋がる。…深く。そして濃厚に…… 
びっくりして大きく開けられていた里沙ちゃんの目が閉じられ、顔がみるみる紅潮して行く。 
小刻みに揺れる睫毛…そして漏れてくる吐息…… 

私の顔のすぐ上で繰り広げられる唇と舌の絡み合い。 
何か別な生き物のように動き、絡まり合う赤い物体。そこから垂れてくる甘い液体…… 
いつしか私もその中へ舌を伸ばし、ヌメりと熱い吐息に頭を痺れさせていた。 

頭の痺れと霞みが深くなればなる程、ムズムズして来ちゃうえっちな私のあそこ。 
誰の手か判らないけど、胸を、お腹を、そして疼いちゃってるそこをソフトに撫でてくれている… 

もっと激しく…もっとえっちに……温もりも匂いも溺れちゃうほど感じたい…… 

誰かに胸を強く握られ、思わず仰け反った。内股を垂れていくえっちな液が熱い… 
「のぉ…二人とも脱いで。汚れるよって…」 
滲んでぼやけて見える愛ちゃんが囁くように呟いた。 

のっそりと私から離れ、ゆっくりと制服を脱ぎ始める里沙ちゃん。 
そっちにカメラを向けながらも、愛ちゃんは私を抱きかかえるように起き上がらせてくれる。 
目の前にある真っ白な膨らみに齧り付く。 
ふかふかの感触の中心に、粒を周りに従えたコリッとする感触。 
それを舌で転がしながら、膨らみの全てを顔に押しつけるようにして甘噛みした。 

「はああっ!…あ、あさ美ちゃん…ぬ、脱いで…」 
『もっと噛んで』とでも言うように、私の頭を強く抱えながらもそう言う愛ちゃん。 
ぺったりと肌に貼りついた制服が確かに気持ち悪い。 
それから逃げるみたいに制服を脱ぎ、抑えつけられていた胸を開放した。 

「里沙ちゃんの脱ぐとこ見てあげよ」 
制服とブラを放り出し、再び胸に齧り付いた私をやさしく剥しながら愛ちゃんが言う。 
「後ろから抱いて…」 
私はその言葉に素直に従って、愛ちゃんの胸を口から吐き出した。 

裸の愛ちゃんの背中に抱きついて、両胸に手を回す。 
「んっ…はぁっ……きょ、今日は里沙ちゃんが主役やろ」 
胸を柔らかく揉み込みながら首筋に舌を這わす私に、笑いながらも注意する愛ちゃん。 
後ろ手にサラッと腰を撫でられて、それだけでまたあそこから垂れちゃったのを感じた。 

そうだっけ… 
愛ちゃんも私も、今頑張っちゃったら里沙ちゃんの事気持ちよく出来なくなりそうだもんね。 
揉むのを止めて、せめて温もりだけでも逃さないように、ベットの縁に座る愛ちゃんの腰を両脚で抱かかえ、 
左手をあそこに、そして右腕は両胸を持ち上げるように回して、愛ちゃんの背中にぺったりとひっついた。 

くちゃくちゃ言う愛ちゃんの熱くヌメるあそこを、どうしても弄っちゃう。 
「んっ…だ、だめやって…んっ…くっ…」 
ピクンピクンしながら、その手を掴まれた。 

「後で身体中一杯舐めて、ぐちゃぐちゃに弄っての」 
そう言われキスをされて、素直に制服を脱いでいる里沙ちゃんに目を向けた。 
あそこに這わした手は愛ちゃんの手で動きは止められてたけど、 
指を絡ますようにしたままで、熱いそこに押し付けられたままだった。 

ちょっと恥かしそうに私達を見ながら下着姿で胸を隠している里沙ちゃん。 
おニューらしき、水色のストライプの入った上下お揃いの下着が可愛らしい。 

「おいで」 
その言葉におずおずと寄って来た里沙ちゃんの頭を、愛ちゃんは自分の胸に押し付けるように抱いた。 
私の腕で持ち上げられてるから、妙に大きく見えるその胸。 
完全に埋っちゃう小さい顔の里沙ちゃん。すごい気持ちよさそう……いいなぁ…… 

「大好きな里沙ちゃんこと、私達二人で一杯気持ちよぉしてあげる」 
「お…お願い。…愛ちゃん。…あさ美ちゃん…大好き…」 

睫毛を振るわせながら顎を上げた里沙ちゃんの唇に、愛ちゃんの唇が重なった。 
私も身を乗り出して、里沙ちゃんのおでこに強く唇を押しつけた。 

気持ち良さそうに、そして幸せそうに吐息を吐く里沙ちゃん。 
私も、もっともっと気持ち良くしてあげたい… 

里沙ちゃんも。そして愛ちゃんの事も…… 

右手で里沙ちゃんの左胸をそっと包み、やんわりと揉み込んでいく… 
ブラ越しでもハッキリと判る、ピンと勃った乳首。 
それに触れるたびに、里沙ちゃんは塞がれた口の間から悩ましげに吐息を漏らす。 

左手も愛ちゃんの左胸を握るみたいに強く揉み込む。 
ぷっくりと隆起した乳輪を指で挟むようにして、それごと乳首を引っ張ってみる。 
「んむ…っうっ…」 
苦しそうに愛ちゃんが声を漏らした。 

私も感じたい… 
愛ちゃんの背中に押しつけた胸を上下させ、乳首を擦りつける。 
動かす方向を変える度、捏ねられる乳首からの甘い刺激にピリピリしちゃう背中… 
時には愛ちゃんの顎や首筋に、時には里沙ちゃんのおでこ、瞼、ほっぺたに舌を這わす… 
手に舌に感じる違いを楽しみ、更には身体全部の違いを楽しもうとするように、 
愛ちゃんと里沙ちゃん、二人のお腹へ、腋へ、腕へと手を這わしていった。 

くぐもった三人分の吐息と、発散される熱気。 
匂い立つ甘い体臭が鼻をくすぐる。 

……幸せ…… 

多分、愛ちゃんに背中やお尻を撫でられてるのもかなり感じちゃうんだろう。 
眉間に皺を寄せて、里沙ちゃんが頻繁に身体を捩り始めた。 
もっと気持ち良くさせてあげようと、ブラの中に手を差し入れて乳首をキュッと摘んだ。 

「ん・あはぁぁぁん!」 
糸を引きながら愛ちゃんの口から離れた、べちょべちょの里沙ちゃんの口から盛大な喘ぎ声が漏れた。