「あっ!ちょーっ!ちゃんと量計ってよ。」 
「えーーー?こんなもんやろ。」 
「だ・か・らぁー。ちゃんと膨らまなくなったりするから!」 
「あさ美ちゃんは膨らんでるけどな。」 
「確かにあさ美ちゃんは色々膨らんでるけど……って、そうじゃなくってぇー!」 
「色々って何よぉー。二人して…どーせ顔大きいですよーだ!」 
「あ、あ、あ、そういう事じゃなくって……」 
「ひっでーな。里沙ちゃん。」 
「あーーー!だから、膨らむってスポンジの事で、胸がどうとか言うんじゃなくってぇー!」 
「え?…あ……む…胸…?……そんな事…」 
「あーしも膨らましたいけどな。」 
「でしょぉ。だか…」 
「里沙ちゃんも膨らむとえーな。」 
「はい?」 
「胸。」 
「……話し聞いてないでしょ。」 
「スポンジってイボイボ付いてるのってなんで?」 
「ケーキのスポンジにイボイボは付かないから。いいから、とりあえず。」 
「イボあったほーが可愛いと思うんやけどなあ。」 
「可愛くないし変だから!」 
「ま、モンブランじゃなくって美味けりゃ、なんだってええけどな。」 
「…お芋入れたらダメ?」 
「だーーーー!……もぅ…とりあえず愛ちゃんは、もっかい粉の分量ちゃんと計って。 
あさ美ちゃんは干し芋刻まなくっていいから。」 
「えーー。」「…勿体無いな。」 

今日は愛ちゃんのお誕生日。 
本当は昨日作る予定が、時間も無くって結局当日の今日、ウチでお豆と一緒にケーキを作ろうとなったんだけど、 
何故かその中に愛ちゃんも混ざって居る訳で… 

「暇やから。」 
っていう理由だけでやってきて、結局一緒に作業しちゃってます。 
一応主役だからサポートという形の作業しかしてないけど、 
分量測ったり材料の袋開けたりしながらちょっかい出してくる。 
お祝いの意味とか驚かせる為とか、その意味を全部潰しちゃうのは、 
愛ちゃんらしいって言えば愛ちゃんらしい。 
でも皆でワイワイ言いながらお菓子作るのは楽しいし、お祝いにはなってるのかな? 

「あーしも混ぜるぅ。」 
「じゃ、ちょっとだけ。…あーーーー!そんな混ぜ方したらダマダマになっちゃうから。やっぱり愛ちゃん交代。」 
「ダマダマになったらイボイボ出来るかもしれんやん。」 
「はい。交代、交代。」 
「…あーしの話し聞いてぇんやろ。」 
仕切りは里沙ちゃん。私は殆ど言いなり。愛ちゃんは手伝う度に、勝手に我が道を進もうとする。 
…ホントにケーキ出来るのかな? 
家族はみんな居ないから、この後晩御飯も作らなきゃならないのに… 

ガラガラガラ。ガシャン。 

テーブルの上の器具を派手に床に落しちゃった愛ちゃん。 
「あー…やってもぅた。」 
「愛ちゃん…じっとして座ってて。」 
お豆に言われて愛ちゃんは流石に悪いと思ったのか、しゅんとしてテーブルの向かいに座った。 

愛ちゃんの邪魔が無くなったからか、作業ははかどるはかどる。 
型に生地を入れてオーブンに入れちゃったし、トッピング用のフルーツも切っちゃったし、 
あとはクリームを作りながらスポンジの出来上がりを待つくらい。 

そんな時に事は起こった。 

「…卵白ってなんかエロいな。」 
お豆がメレンゲ用にと、ボールに集めていた卵白を見ていた愛ちゃんがボソッと言った。 
「はぁ?どこが?愛ちゃん訳判らないから。」 
呆れるように突っ込むお豆。 
何がだろう?と思う私は溜まった卵白を眺める。 

「やって、ヌルヌルしとるし、かき混ぜたら泡立つし、メレンゲになるし。」 
言われてみれば、このカラザって言うんだっけ?白いのが、男の子のアレに似てる気がする… 
密かにそう思っていた時に、愛ちゃんがそんな事を言った。 

「メレンゲが何かおかしいかな?あさ美ちゃん。」 
真面目な顔で私に聞くお豆。 
「…え?…あ…な、何?」 
変な事を考えちゃってた自分に慌てちゃって挙動不審。 

「ほら。あさ美ちゃんもそう思っとるみたいやし。」 
「あさ美ちゃんもなの?もぅ…何がなのよぉ〜。」 
「いや…私は別に……」 
「卵白ってえっちな液に似とる。」 
あ。そっちかぁ。私の中では男の子の方を考えてたけど 
愛ちゃんが思ってたのは女の子の方だったらしい。 
……って、そんな下ネタをズバッと言わなくても… 
私との関係がハードになって以来、発言もハードになったね…… 

「はぁ〜?」 
苦笑いの私とは対照的に、お豆は眉をひそめて愛ちゃんを見てる。 
なんか、まだ何の事だか解ってないみたい。 

「やから、ヌルヌルしとるし…」 
「その前にえっちな液って何だか解らないから。」 
その手の事に免疫も無ければ、ともすると毛嫌いしてる里沙ちゃんにそんな事言っちゃって、 
果して言いのだろうかと思いながらも、何となく卵白から目が離せなくなっている私… 

「……聞かなかった事にして。」 
流石にまずい事言っちゃったと思ったのか、無理矢理話しを切った愛ちゃん。 

似ているっちゃ似ているけど、メレンゲには似てない気がする。 
中を擦られると白いえっちな液は出て来るけど、あんなにフワフワしてないし、 
「どっちかというとカルピス…」 

殆ど無意識にそんな事を考えちゃっていた自分の口から、最後の部分が言葉になってポロッと出た。 

「「は?」」 
二人の声がハモって聞えた。 

「え?…あ…いゃ……なんでもない。」 
慌てて取り繕うとしても時既に遅し。すぐに反応して自分の説を推す愛ちゃん。 
「えーーー?周りに付くのってメレンゲみたいやん。」 
「え〜〜!?だから、何なのよぉ〜。」 
お豆は話しに乗れないのが嫌なのか、しきりに絡んで来る。 
下ネタに走っちゃった事自体が恥かしいのに、話しが広がっちゃいそうでオドオドする私。 

「…やからぁ。えっちな気分になると出て来る液の話や。」 
「……?」 
一瞬、頭にクエスチョンマークを浮かべた表情をしたお豆が目を丸くした。 

「な…何言ってんの?愛ちゃんっ。そんな事話しないでよ。止めてよ。もぅ、あさ美ちゃんも。」 
「…里沙ちゃんには刺激が強すぎやもんな。」 
「や…そんな話しは、あさ美ちゃんにも刺激が強いってぇ〜…」 
若干ニヤリとしながら里沙ちゃんに言った愛ちゃんの言葉に、 
当の里沙ちゃんは笑いながら私を引き合いに出して肯定する。 

「あさ美ちゃんは彼とも済んでるし、もっとエグイで。」 
「や…ちょ…何言ってんの!愛ちゃん!」 
「えぇぇぇぇーーーーーー!!もうしちゃったの?A君と。」 
……愛ちゃん…そんなストレートに言わなくても… 
冷静過ぎる響きで言うもんだから、凄くエグいみたいじゃん。私。 

確かに愛ちゃんには、彼とした諸々の事を気持ち良いとか良くないとか言ってるし、 
愛ちゃんとする時は、彼との時以上に凄いことしちゃってるからエグイっちゃエグイけど… 

それは愛ちゃんと絡んでる最中に聞かれるから言えたり、 
愛ちゃんの攻めも凄いから、いつの間にか私もしちゃってるだけで… 
普通の状況の中で、愛ちゃんと私の関係を知らないお豆に言っちゃうのは…… 
そんな私の心配をよそに、愛ちゃんはしれっとして私とお豆を眺めてる。 

「…ぅん。」 
びっくり顔のお豆に凝視されて逃げ場が無かった私は、とりあえず小さい声で肯定した。 
「ぁ…あの時って…痛いの?」 
意外にもお豆の口から発せられた言葉に、私も愛ちゃんもびっくり。 
下手をすれば「汚い」だとか言われるかと思ったのに、自分から乗ってきた。 
下を向いてモジモジしてるお豆が妙に可愛い。 

「…ちょっと。」「濡れとったらそんなでもねぇざ。」 
自分の秘め事をいうのはやっぱり恥かしいけど、真剣なお豆の眼差しに思わず答えた。 
除けてあった卵の黄身を突付きながらそういう私の声に、 
愛ちゃんのあっけらかんとした声が重なった。 

「濡れるって何が?」 
素で解ってなさそうなお豆の表情に、愛ちゃんと私は顔を見合わせる。 
この手の下ネタの話題を私以上に避けていたお豆の事だから、本気で解っていなさそう。 
「えっちな気分になったら濡れるやろ?」 
「……ちょっとヌルヌルになるだけじゃん。」 
愛ちゃんの言葉に恥かしそうに小さい声で返すお豆。 

「…里沙ちゃんて自分でせーへんの?」 
もしかしたら。と、私も思ってた事を愛ちゃんが聞く。 

「何を?」 
「おなにー。」 
「やっ…そっ……しないよぉ。…………やり方知らないし…」 
オーバーリアクションで否定をした後、小さい声で恥かしそうに言うお豆。 

「ムラムラした時どうしとんの?」 
「……お、お風呂でシャワー当てたり…」 
「それだけなん?」 
「……ぅん。」 
真っ赤になって俯きながらボソボソ言ってるお豆。 
さっきまでのチャキチャキした部分は全く影を潜めて、弱々しさの塊みたい。 
ちっちゃい体がますますちっちゃくなっちゃって、ぎゅって抱きしめたくなっちゃうよ。 

「手とか指で弄ったりせんの?」 
「そっ!……しないよぉ。………ふ、普通はする‥もんなの?」 
全開で否定した後、オドオドしながら聞いてくるお豆。 
亜依ちゃんとかのんちゃんとかだと、バンバン出てくる濃い話題。 
そういえば、そんな時はお豆って居なかったっけ。 
あの二人が居なければ、案外私も今のお豆みたいに、何も知らなかったかもしれない。 
そこに愛ちゃんとの実習?が加わって悦びとか知っちゃってるんだけど… 

そう思いながら横目に見える卵白を、愛ちゃんの中から滲み出てくるアレとだぶらせながら、 
舐められる時のゾクゾク感を思い出していた。 

「普通はするもんやと思うけど……なぁ、あさ美ちゃん。」 
「……舐められる方が断然イイよね…舐めるのも好きだけど…」 
「「えっ!?」」 
ん?何驚いてるんだろ?? 
ボーっと色々思い出しながら天井を眺めてた顔を落としたら、 
お豆は目を丸くして。愛ちゃんは苦笑いしながら私を見てる。 

「…どうかした?」 
私のその言葉に愛ちゃんは更に苦笑い。お豆は固まったまま… 

「ぶっちゃけられてもなぁ…やって、相手おらんと出来んし。」 
「な…舐めるの?あんなとこを??」 
なんか話しが見えなくなったな。自分でするとかじゃなかったっけ? 

「…何の話してるの?」 
疑問に思って愛ちゃんに聞く。 

「あさ美ちゃんは、舐めたり舐められたりするんが好きやって話。」 
「…な……」 
「自分で言いよった。」 
自覚はないけど、ポロッと口に出してたみたい。恥かしくって目が泳ぐ。 
お豆はポカンと私を見てるし、愛ちゃんはニヤニヤしてるし、もぅ、穴があったら入りたいくらい恥かしい。 
そんなことはお構いなしに視界に再び入った卵白は、またさっきの妄想を甦えらせてしまう。 

更に挙動不審になった自分がとんでもない事を言い放った。 

「舐めてあげよか。」 

一瞬静まりかえった台所。 
「あ、嘘。…じょ…冗談だよ!冗談!」 
慌てて取り繕ってみたものの、お豆の私を見る眼差しはあまりにも冷たい。顔は赤いけど。 
助けを求めようと見た愛ちゃんは、お豆を見たままで何か考えてるみたいだし。 

どうしよう…お豆どころか愛ちゃんにも嫌われちゃったかも…… 

何か別な話題を出して逃れようと思っても、卵白ばかりが目に入る。 
お豆が居なかったら愛ちゃんに飛びかかれるのに。なんて、結局あっちの方ばかり… 
条件反射的に、自分のあそこは疼き始めてるし、もう最悪… 

いつまでもウロウロする私の視線に、突然愛ちゃんの視線がぶつかった。…アノ時の目してる。なんだ? 

「女の子同士もええよ。里沙ちゃん。教えたげよか。気持ちええとこ。」 
愛ちゃんが真面目な顔をしてお豆に言った。 
あの目は多分、私も一緒に…その…お豆を……って…こと? 

「な…なーに言ってんの。愛ちゃん。わぁ〜ヘンタイだぁ〜〜。」 
たこちゅーの顔で言い寄る愛ちゃんに向かって 
いつもの調子で軽口を叩きながら、逃げようとするお豆。 

「里沙ちゃん。ちゅー。」 
私も調子に乗って、愛ちゃんとは反対側からお豆を攻めてみる。 

「えっ!?な…あさ美ちゃんまで…ちょ……」 
私までそんな事するとは思ってなかったのか、素になって慌ててるお豆の唇に愛ちゃんの唇が重なった。 

なかなか離れない唇にワタワタしてるお豆。 
押し剥そうとしても、首を抱えられて動けないみたい。助けを求めるように私のほうに手を伸ばす。 
ちょっとぷよんとした手が可愛い。でも、愛ちゃんのキスがそっちに行っちゃった事にちょっとだけジェラシー。 
なんとなくお豆を苛めたくなった私は、差し伸ばされた手の指の間に舌を這わした。 

驚いたみたいに引っ込められる手をガッチリ掴んで、ねっとりと舌を這わせる。 
洗い残しのスポンジ生地の味が口の中にほのかに広がる。 
指も深く口に含んでしゃぶりながら、爪の脇に残った生地も綺麗に舐め取っていく。 
そうこうするうちに、震えてガチガチに力が入っていた手が急に脱力した。 

上目使いで覗いた視界に、舌を入れられて顔を真っ赤にしたお豆の表情が映る。 
愛ちゃんは完全にあっちモードでトロンとした表情しちゃってる… 
時折覗くお豆の舌も、控えめに愛ちゃんの舌に絡まっている。 

……いいなぁ。あのキスだけで気持ち良くなれるのに…あの舌で舐められたいのに…… 

お豆の手を舐めながら、自分の欲求を満たすかのように、片手は勝手にパンツの上からあそこを這っている。 

もう感じ始めているのか、お豆の表情もトロンとしちゃって完全に無抵抗。胸まで触られてるし… 
愛ちゃんの舌の動きも私に見せつけてるみたいに激しくって、なんか仲間外れにされてるみたい……なんか癪に触る。 

どうやったら愛ちゃんの興味をこっちに戻せるだろう?お豆の指を口に含みながら考える。 
愛ちゃんもえっちな匂い好きだから、匂いを出せば…… 

そう思うや否や、私はスカートもパンツも下ろし、愛ちゃんに向けて腰を突き出すようにしながら、 
あそこに指を這わした。 

目を瞑り、鼻をピクピクさせながら愛ちゃんのキスを受けている里沙ちゃん。 
揉まれる胸が苦しいのか、時折眉間に皺が寄ってなんとも悩ましい… 
愛ちゃんはチラチラと私のほうを見てるみたいだけど、放置したまま里沙ちゃんとのキスを続けてる…… 

もうこんなになってるのに…酷いよ愛ちゃん……里沙ちゃんばっかり…… 

完全にあそこはヌルヌルになって、疼きまくりの身体がしんどい。匂いも立っちゃってるのに… 

愛ちゃんにして欲しくって堪らなくなった私は、里沙ちゃんの手を舐めるのを止め、 
二人向けてお尻を突き出して、後ろ手に指が這いまわる濡れたあそこを見せつけた。 

「…里沙ちゃん。ほら、濡れとるやろ。」 
お尻の方から、突然愛ちゃんの声が聞えた。 
それと同時に息を呑むような音。 

えっ!?えっ!? 

勝手にエスカレートしちゃって、自分でしちゃってる所を見せつけてた事に自分自身が驚いた。 
愛ちゃんにならまだしも、里沙ちゃんにまで自分のハシタナイ姿を見せちゃってたなんて… 
それも下は全部脱いじゃってたなんて…… 

おもいっきり冷静なった私は慌てて二人に向き直り、真っ赤になってしゃがみ込んだ。 

「気持ちよぉなると、あんな風に濡れるんざ。」 
「…あ、あさ美ちゃん…あんな事……」 
上から降ってくる里沙ちゃんの言葉が痛い。なんて事しちゃったんだろ…私… 
情けなさに涙が溢れてくる。 

「興奮すると訳わからんなるよって、誰でもああなるざ。キスしてて頭がポーってなったやろ?」 
「う…うん…」 
「あれのひでーやつ。」 
「…自分でしたら…バカになるんじゃないの?」 
しゃがんだままで、どうすればいいのか判らない私を他所に、勝手に進む会話。 

「そんなんならへんざぁ。我慢した方がある意味バカになるけどな。 
気持ちええの覚えたら綺麗になったり色っぽくなったりするし。」 
「あさ美ちゃんが春あたりから色っぽくなったのって…これ…?」 
……そういや、愛ちゃんと関係を持ち始めてから周りからそんな事言われ始めたっけ。 
自分では全然そんな事無いと思ってたけど、そういうもんなんだろうか… 

「……ど、どうやったら…その…気持ち良く……なれるの?…やり方知らないし……」 
「やってー。」 
投げかけられるような声に顔を上げると、言葉攻めの時みたいな目をして愛ちゃんが私を眺めていた。 

「…え?……私が…その……するの?」 
いくらなんでも、自分でする所を里沙ちゃんに見せるなんて…… 
愛ちゃんとの余韻が残ってるのか、ちょっと潤んだ目でモジモジしながら私を見てる里沙ちゃん。 

「あさ美ちゃんの濡れてるとこ見て、里沙ちゃんも興奮しとるよ。」 
私の前にしゃがんだ愛ちゃんが、耳元でそんな事を囁いてくる。 
目に入った愛ちゃんの苺のパンツもちょっと濡れていた。 

里沙ちゃんのほうへ視線を上げたら、慌てたみたいに顔を背けられる。…耳が赤い。 
「今も多分見てたと思うで。」 
「え?」 
「あさ美ちゃんのあ・そ・こ。」 
慌てて股間を手で隠した。恥かしくって縮こまる。 

「あーしもあさ美ちゃんのえっちしとるとこ見たいな。」 
ダメ…そんな事言われても…… 
そう思いながらも、見られる興奮を思い出してあそこが益々疼き出す。…でも…… 

躊躇していた私の顔に、愛ちゃんの手が触れた。そしてキス。 
欲しかった愛ちゃんの唇…舌は入ってこないけど、こう吸われるだけで…もう…… 

床に押し倒された私の目の前には愛ちゃんのアノ時の笑顔。 
その先に、口元に両手を当てて顔を真っ赤にした里沙ちゃんが居る……見られてる…恥かしい…… 

「…えっちなあさ美ちゃん。見たい。」 
霞む頭の中に、愛ちゃんの声が響いてくる。 
触れたくて、触れられたくって堪らなくなっているあそこにえっちな液が湧きあがる感覚がする… 
…ダメ…ホントに…このままじゃ自分でしちゃうっ…… 

「色っぽいあさ美ちゃんの事見せて。」 
その声と同時に、サラっとポッチを撫でられた。 

「はぁぁぁぁん!」 
予想外に大きな声を自分で聞きながら、背中が仰け反る。 
中に溜まっていたえっちな液が零れ出る感覚。……ダメ…里沙ちゃんに…見ら…… 

「あ、あさ美ちゃん……大丈夫?」 
「気持ちええと声が出るよって。」 
そんな会話を遠くに聞きながら、襞の間を緩く掻き回される快感に身体は捩れ、全身が火照ってくる。 

「自分でする時は、ここをやさしく撫でるんやよ。」 
ポッチの手前までを、あまりにもソフトに擦りながら愛ちゃんが言う。じれったい… 
訴えるように首を起して愛ちゃんを見る。 
霞む視界には愛ちゃんだけで、里沙ちゃんの姿が消えていた。 

「よく見えんな。…あさ美ちゃん脚曲げて。」 
…そんな…マジマジと見ないでよぉ…… 
恥かしさは更に沸きあがるけど、言われるがままに膝を曲げて脚を開いてしまう私の身体。 

「あ、開いたらいっぱい零れた。」 
ちっちゃい子供が初めての物を見た時のように、そんな事を言う愛ちゃん。 
い…言わないでっ… 
身悶えながら、私は両手で顔を隠した。 

「ぬ…濡れてる……凄い。…き、気持ち…いい…の?あさ美ちゃん。」 
股間の間から里沙ちゃんの声が聞えてびっくり。 
慌ててそこに乗ったままの愛ちゃんの手ごと、あそこを隠す。 

「だーめっ!見えんやろー。」 
子供をあやすようにそう言いながら、私の手を除ける愛ちゃん。 
「…だって、恥かし」「っあんっ!」 
ポッチを弾かれて大きく背中が反った。そのまま集中的にポッチを捏ねられる。 

…ダメ!そんな激しくされたらおかしくなっちゃうっ!!里沙ちゃんの前なのに…… 

自分の鳴き声を聞きながら全身を激しくよじらせ、 
襲ってくる大波に向けて、愛ちゃんのスカートにしがみ付いた。 

あ…あ…来る…来ちゃうっ… 

波に飲み込まれる!と思った瞬間、あそこを刺激していた手が離れていった。 

もうちょっとだったのに… 
破裂寸前の身体が苦しい。勝手に自分の手がそこに伸びる。 

「だーめっ!」 
そう言った愛ちゃんが、私の頭の上にあった椅子の脚を通して、何かで私の両腕を縛り込んだ。 

えっ!?ちょ…酷いよぉ…… 

縛られた事よりも、どうにかしたい身体を放置されるのが酷過ぎる… 
脚を擦り合わせて、なんとか少しでも快感を得ようとする私… 

「さっきみたいにポッチを触るとああなるんやよ。」 
「…で、でも……なんか辛そうだよ。」 
「辛いと言うかぁ〜。気持ち良過ぎて苦しい感じはするんやけど…」 
「……な…なんか怖いな…」 
「大丈夫やって。」 
「…そ…そう…なの?」 
「乾いた指で触ると痛てーよって、濡らしてやさしく撫でんといかんよ。」 
「い…痛いのは知ってるけど…」 

私を放置したまま会話をしてる二人。 
時折恥かしそうに、腰をくねらせている私を見る里沙ちゃん。タコみたいに顔が真っ赤っかになっちゃってる。 
里沙ちゃんの視線を感じる度に、ハシタナイ自分が恥かしく、そして限界ギリギリになったままの興奮が 
あそこからシトドにえっちな液を溢れ出させてしまっていた。 

「怖かったら、こんな物欲しそうな表情せんやろ?それもあさ美ちゃんが。」 
……その言葉、絶対私に向って言ってる。焦らした上に、そんなに攻めないでよぉ… 

視姦され、丁度良い圧でポッチを攻められ、イク手前で中断。そこに言葉攻めに焦らして放置。 
それだけでは飽き足らず、半端の着衣の上、ソフトSM… 
弱点のフルコースで、もう頭の中は真っ白。狂っちゃうよ…… 

「あ…あ‥い…ちゃん。…触って……はやくぅ…里沙ちゃんでもいいからぁ〜〜……おねが…いっ!」 

どうにもならなくなった私が、淫らな催促の言葉を発した。 
あまりの苦しさに意識が途切れ途切れになり始める。 
内もものヌルヌルってなんだっけ?気持ち良いけど… 

「…さちゃん。…わってあげて。」 
何か聞えた。脚を掴まれて開かれた。…のか?……えっちな匂いがしてる… 
脇にヌメッた感触。ゾクッとした。鳴き声が聞えた。 

触れる空気にピリピリしていたポッチに、待ちに待っていた刺激が来た。耳鳴りがする… 
そのまま押されて捏ねられた瞬間、快感の大波に襲われ、全身が反りかえって意識が吹き飛んだ。 

ふわふわする身体と意識の向こうで、聞き慣れない鳴き声が聞えて来る… 
ぼんやりと開けた視界には、立って居る里沙ちゃん?…なんか辛そうな感じだなぁ。 

あれ?里沙ちゃんてジーンズ履いてなかったっけ?肌色だったっけ?? 
真ん中ら辺にチラチラ覗く黒いものを、ぼんやりとしながらしばらく眺め続ける。 

ん?手??…里沙ちゃんの手は二つとも胸の所にあるけど…… 
視線を下に下ろして行く。脚が四本…いつ増えたんだろ……床のってジーンズ?真ん中の白いのって…… 

「あっ!やっ!…愛ちゃ……」 
そんな声と共に、里沙ちゃんが小刻みに震えて崩れ落ちた。その後に愛ちゃん発見。……って、えぇぇ?? 

まだ小刻みに震えながら、肩で息をしてる里沙ちゃん。 
床に正座しちゃって、首をガクンと落してる。 

「あ、あさ美ちゃん。起きた?」 
「り…里沙ちゃんどうしちゃったの?」 
「初めてなのに、ちょっと激しくしてもぉた。」 
苦笑いしつつも、完全に興奮しちゃってる顔してる。もしかして、里沙ちゃんの事… 
目をやった里沙ちゃんの濃い目の繁みの濡れた様子と、床に伸びる糸が当に答えだった。 

「怖くなかったやろ?」 
里沙ちゃんの頭をやさしく撫でながら愛ちゃんが言う。 
「…こ…怖かった…死んじゃうのかと思った……あんなになっていいの?ほんとに…」 
小さい声、そのうえ涙声で里沙ちゃんが言う。 
「大丈夫!可愛いかったで。里沙ちゃん。」 
「ほ…ホントに?」 
顔を上げた里沙ちゃんは涙を流していた。 
多分、これだという快感を知らなかったのに、突然絶頂を貰っちゃった為に混乱しちゃってるんだろう。 
愛ちゃんの胸に顔を埋めて思いっきり泣き始めた。 

そんな里沙ちゃんがあまりにも可愛らしく見える。 
だけど、股間から床に未だ伸びたままの粘液が、私の中に別な感情を湧き上がらせる… 

里沙ちゃんのえっちな液……どんな味なんだろう…里沙ちゃんの匂いってどんななんだろう…… 

再度ムズムズし始めてくるあそこ。勝手にモジモジしちゃう両足。 
頭のどこかで、そんな事を思っちゃダメって解っているのに、身体が言う事を聞いてくれない… 

しゃくりあげる里沙ちゃんを抱きながら、その頭を撫でていた愛ちゃんが、私の異変に気がついた。 
いや、もしかしたら。という考えは持ってたのかもしれない。 
私を見た時の表情が、「やっぱり。」って言っていた。 

「里沙ちゃん…素直に気持ち良くなってええんよ。感じてる時の顔、かわええし。」 
「な…もぅ、愛ちゃん。やだっ。」 
涙の筋をほっぺに残しながら、泣き笑いの顔が愛ちゃんの胸から離れた。 

「里沙ちゃんの感じてるとこ見て、あさ美ちゃん、興奮しちゃっとるし。」 
「え?」 
驚いたように振り向かれた里沙ちゃんの顔が、見る見る赤く染まって行く。 

「ほら、またえっちな液出てきた。」 
「あ…えっ……なん…で……あさ美ちゃん…」 
戸惑いの表情を浮かべながらも、里沙ちゃんの視線は私の顔とモジモジしてる股間を行ったり来たり。 
膝を立てたままだから、ばっちりと見られちゃってる…恥かしい……でももっと見られたい…… 
脚が勝手に開いて行く……もっと……もっと……見て… 
出来たら愛ちゃんのあの匂いも欲しい…… 

またしてもあっさり霞んでいく頭。そして愛ちゃんとの行為の妄想の中に落ちて行く… 

薄暗くなりつつある台所の天井に愛ちゃんのあそこを思い描きながら、 
そこのプリプリした舌触りや、甘く感じる味と匂いを記憶の中から引っ張り出す。 
でも、やっぱり物足りない。まさに絵に描いた芋餅。 

…欲しいよぉ…欲しいよぉ……あの匂いに包まれたいよぉ……早く汚してよぉ…… 

「えっ?そ………汚い…………」 
「指より…………よ。……美ちゃん凄く上手いし。」 
「でも、どうやって?」 
「顔……えに、しゃが……………やよ。」 
「そっ!…………と、出来ないってば!」 
「あさ美ちゃん欲しがっとるから……ぶやって。ほれ、舌出して…………。」 
「でも座るなんて…汚いトコ……ちゃんの顔に乗せちゃうなんて…恥かしいし。」 
「さっきトイレ行って、うぉしゅれっと使ったんやろ。」 
「使ったけどぉ〜。あれから時間経ってるし…臭ってそうだし…」 
「里沙ちゃんのって臭うんや。」 
「や、ちょ、そ…臭わないよぉ!」 
「汚れたがっとるから乗ってあげなきゃだめなの。………てるほうが興奮するの。あさ美ちゃんは。」 
「でもぉ。」 
「このまんまにしといたら、あさ美ちゃんおかしくなってまうから。」 

私の耳に届く断片的な会話。しゃべってないで、早く……… 

疼く身体がどうにも苦しい。放置されるのは嫌いじゃないけど、なにもここまでしなくても… 
もう、横目で見るだけでもいい。えっちなあそこを。えっちな私を見て欲しい…… 
そう熱望しながら、私は膝を大きく開き、腰を浮かせて二人の視線を呼び込もうとする。 
とにかく視線でも言葉でも、体温、匂い、味、どれでもいいから何かを与えて欲しかった。 

……早くっ… 
何かの中毒症状みたいに身体が震え始める。 

「あさ美ちゃん限界やから、はよぉ乗って!」 
「…でもぉ。」 
「あっ!あさ美ちゃん!ちょ……」 
黒く狭まって行く視界の外から、愛ちゃんと里沙ちゃんのそんな声が聞えた。 
そして突然、口の中に広がった愛ちゃんのえっちな匂いと味。 

ぁあ…これ…これが欲しかったのぉ… 

ブラックアウト寸前だった視界が、再び明るく広がって行く。 
指であろうものに絡み付く匂いと味が安心感を与えてくれる。全身の変な震えも止まってくれた。 
身体の熱もさっきまでの圧縮されるみたいなのとは違って、 
拡散するみたいに沸き上がり、心地よさを全身に与えてくれ始めていた。 

「はよぉ、ジーンズ足から抜いて。」 
そんな愛ちゃんの声と衣擦れの音を聞きながら、もっと欲しいと催促するように味の無くなった指に舌を絡める。 

「さっきはごめんね。もう放置せんから。」 
愛ちゃんは私の顔を覗き込みながらそう言って、指を抜き取りキスをしてくれた。 

「あーしのえっちな液、美味しかった?」 
愛ちゃんが小首を傾げて聞いてくる。 
その向こうには、里沙ちゃんが股間を隠して真っ赤になって私達二人を見てる。 

「ぅん。美味しかった。もっと…」 
いつもの調子で、素直に答える私。 
里沙ちゃんの表情が、一瞬驚いたみたいになった。 

「あとは里沙ちゃんから一杯貰ぅてね。」 
ニコニコしながら。且つえっちな目をして愛ちゃんが言う。 

里沙ちゃんには、もう完全に私達が妖しい関係だとバレちゃってるだろう。 
同性なのに喜んでこんな事をしてるし、おまけに変態的な事までしちゃってる。 
だけどあの表情を見る限り、嫌悪感は微塵も見られない。 
逆に極度に恥じらいながらも、快楽への興味が滲み出ている感じがする…… 
……初体験が良過ぎたせいなのかな?愛ちゃんってばテクニシャンだし。 

内股気味でモジモジしてる里沙ちゃんを見ながらそう思った。 
そして、愛ちゃんとの関係が里沙ちゃんにならバレても大丈夫だろうと。 

「あーしはあさ美ちゃんの貰ぅから、あさ美ちゃんは里沙ちゃんから貰ぅてね。」 
愛ちゃんはそう言って、里沙ちゃんを私の頭の横に押し出してきた。 

「あ、解いとかんといかん。」 
ついでみたいに、縛られていた私の手を自由にして視界から消えていった。 
すぐに内ももに舌の這う熱い感触。それだけで声が出ちゃった。 

「あ、あさ美ちゃん。……そんな気持ちイイの?怖くないの?」 
私の頭の脇にしゃがみこみ、股間を隠しながらそう聞いてくる里沙ちゃん。 

「…ぅ…んっ!」 
愛ちゃんの舌で悶えながら、掠れる声で答える私。 

「怖いのは、凄く気持ちよくなる……んっ!ぁっ。…前触れだから大丈夫っ!…くっ…だよ。」 
「…そうなんだぁ……でも……顔の上にしゃがむなんて………」 
一段と真っ赤になってる里沙ちゃん。感じちゃってるみたいで、ほんのりとえっちな匂いも漂ってくる。 
その原因は里沙ちゃん本人の中にあるのか、それとも目の前の私にあるのか判らないけど、 
感じちゃってる顔をこんな真近で見られてるなんて恥かしい… 

ねっとりと内股から脛の方まで這い回る愛ちゃんの舌からの快感とあいまって、 
興奮のあまり里沙ちゃんの顔がぼやけて見えてしまう。 

「…大丈夫。……んはぁぁぁっ。…座っ…って。里沙ちゃんのあそこ見せて。…舐めさせて。」 

「…い…いいの?そんな事しちゃって…おしっこ出るトコだよ。…汚い…のに…」 
涙目になって俯きながらそう言う里沙ちゃん。 

「愛ちゃんも、私のあそこ舐めてくれてる……ふぁぁぁぁ………ん…だよ?」 
私のその言葉に、里沙ちゃんは私の股間に顔を埋めている愛ちゃんを見やる。 
しばらく呆けたようにそっちを見ていた里沙ちゃんが、慌てた感じで私の方に向き直った。 
俯いたまま、上目使いで私の方を覗き込む。あ、すぐに顔背けた。 

多分今のは、感じてる私の表情見ちゃったからだ。 
もしかして、自分がこんな表情しちゃうのが恥かしかったり怖かったりするのかな? 
でも、身体は正直。さっきより匂いが強くなってる。 
内心は快感に興味があるのに、羞恥心とか理性だとかの葛藤があるんだろう。 
私もそうだったし、苦しみが痛い程解る。開放してあげたい……私が愛ちゃんにそうして貰ったみたいに…… 

「大丈夫だよ。汚くなんてないよ。里沙ちゃんのだもん。」 
「そ……恥かしいよ。」 
蚊の鳴くような声。 
「乗って。私も恥かしいんだから一緒。」 
里沙ちゃんの膝に手を乗せて、私はやさしく言ってあげた。 

「い…いいの?あさ美ちゃん?」 
「乗ってっ。お願い。里沙ちゃんの事、気持ち良くしてあげたいの。」 
私のその言葉に決心を固めたのか、里沙ちゃんは股間を手で隠したまま、おずおずと私の顔を跨いだ。 
でも、やっぱりその先はかなり勇気が要るんだろう。そのままで私から視線を逸らす。 

「おいで。怖くないから…」 
「…あさ美ちゃん…」 
どこか力が抜けたのか、それとも諦めたのか、でも股間は隠したままで私の顔の上にしゃがみ込んでくれた。 

手で隠されているにもかかわらず、えっちな匂いが強くする。 
条件反射的に私の中の熱も上昇してくる。 
早く舐めたい…顔を埋めて匂いに、えっちな液にまみれたい…… 

「里沙ちゃん。里沙ちゃんの女の子の部分、私に見せて。」 
私は目をぎゅっと瞑って震えてる里沙ちゃんにそう言って、 
あそこを隠している手をゆっくりと開いていった。 
ふわっと強く立ち昇る里沙ちゃんのえっちな匂いに、頭の芯が痺れた。 

目の前に現れた里沙ちゃんのあそこ… 
一度愛ちゃんにイかされてたとはいえ、時間も経ってるのにキラキラとかなり濡れている。 
少し大目でぷよぷよした部分に生えている毛は、ベットリと濡れて貼りついちゃっている。 

殆ど見えない襞の縦割れからちっちゃいポッチまでは、まさに綺麗なピンク。 
それがえっちな液で濡れていて、グロスを塗った唇みたいで綺麗としか形容できない。 
その下に見えるお尻の穴がヒクヒクしてる…そこまでピンク色してる… 

「綺麗…こんなに濡れてたんだぁ…」 
おもわず言葉に出してしまった。 

「やっ!……」 
不用意な私の言葉に、慌てて手で隠そうとする里沙ちゃん。 

「ご、ごめん里沙ちゃん。キラキラしてて綺麗だよ。いい匂いするし。」 
そう言いながら、そこを覆う手を再びゆっくりとのかす。 
そして、その可愛い唇にキスをした。 

驚いたみたいにピクンってした里沙ちゃん。緊張してるのか、脚が震えてる。 
「手を着いて、力抜いて。」 
話す時の私の息がかかっちゃうのか、更に震えちゃってる。 
少しづつと思って内股にキスをしただけで、脚がガクガク震えちゃってかなり苦しそう。 

「里沙ちゃん。膝着いた方が楽だよ。」 
眉間に皺を寄せて下唇を噛みこんで、プルプルしてる里沙ちゃんに言う。 

「つ…付いちゃうよ。」 
「そのほうが舐めやすいし…」 
「ぇ…えっち…」 
私の言葉に里沙ちゃんは目を開けて、拗ねたようにそっぽを向いた。 

あぁ…ここに顔を埋められる……匂いに包まれる…… 

「いきなり激しくしたらあかんよ。あさ美ちゃん。」 

恥かしそうに、ズリズリと体勢を修正している里沙ちゃんのあそこを見つつ、 
喜びに身体を震わせていたら愛ちゃんの声が飛んできた。。 

密かに状況を見てたのか。どうりで刺激がソフト過ぎたわけだ。 

「里沙ちゃん。あさ美ちゃん凄いから、覚悟せんといかんよ。」 
「ぇ?か、覚悟って…そんなぁ……」 
何を言われようとも、もうどうだっていい。 
私の意識は、目の前にある里沙ちゃんのあそこに釘付けになっていた。 

近づいてくるあそこ……美味しそう……早く舐めたい…… 
愛ちゃんのよりも少し尖ったえっちな匂い。 
早くこの匂いで私を包んで……汚して…… 

首筋から上がってくる熱が、ロケット発射のカウントダウンみたいに 
私の中の淫らな部分を押し上げてくる。 

もう少し腰を落してっ。と思った瞬間、 
私は里沙ちゃんの腰を抱え込んで、芳しい匂いを放つ里沙ちゃんの女の子の部分に、強く顔を押しつけた。 

「ひゃんっ!」 
びっくりしたのか、里沙ちゃんが私の顔の上で大きく跳ねた。 

「これ。やさしくしてあげんと!いきなりポッチとか突付いてぇんよな。」 
内ももをつねって、下の方から愛ちゃんが言う。 

愛ちゃんに脚をつねられたおかげで、ちょっと冷静になれた。 
…あ…多分、鼻で突っついちゃったかもしれない。 
焦点が合わない程真近にあるポッチを見ながら、かなり反省。 

愛ちゃんにつねられなかったら、多分ポッチに吸いついちゃって、 
一瞬で里沙ちゃんのとこイかせちゃってたかも… 
愛ちゃんは私のこの癖を知ってるから、乗るときは構えてるって言ってたし、 
心と身体の準備しておかないと、かなり危ないらしいから… 

でも待っていた匂いに包まれて、私はかなりハイテンション。 
電子レンジの「できたよー」っていう音を聞いた時以上かも。 

内股に残っているえっちな液を、両足とも残さず舐め、 
「ごちそうさま。」のかわりに、そこに吸いついてキスマークを残す。 
そうしている間にも匂いは益々強くなり、 
綺麗なピンクの割れ目にはえっちな液が湧き出して零れてきそうになっている。 

かすかに聞える吐息…里沙ちゃん、感じてくれてるんだ。……もっと一杯気持ち良くさせてあげる。 

ぷよぷよした部分に貼りついた毛を剥すかのように、念入りに舐め上げ、時折甘噛みする。 
そこもかなり感じるのか、割れ目もお尻の穴もパクパクさせて、詰まるような吐息を吐き始める里沙ちゃん。 
私自身も、口の中に広がる味と匂いにかなり興奮。 
頭は痺れっぱなしだし、背中はぞくぞく。未だに触れてもらえないあそこは熱くって堪らなかった。 

もっと濃い味を…もっと沢山…… 

舌を出して、潤みきってる割れ目全体を口に含んで、音を立てて吸い込んだ。 

「ふあぁっ!」 

そんな声を出して一瞬身体を硬直させた里沙ちゃん。 
力が入っちゃったせいでキュッって閉まった割れ目に、ちょっとだけ私の舌が挟まった。 
その舌を伝って、トロリと大量に口の中に零れてくるえっちな液。……凄い… 

まとめて入ったからか、それ自体の味もはっきり判る。 
愛ちゃんのも甘い感じがするんだけど、里沙ちゃんのはもっと甘い感じがする。濃厚な杏仁豆腐みたい… 
ホントは無味無臭って何かで読んだけど、こうして味があって微妙に人それぞれ違うのを改めて感じる。 
私のは味が無かった気がするけど…… 

美味しいえっちな液が出せるって羨ましいな。なんて思いながら、 
里沙ちゃんのえっちな液をしっかりと味わおうと、腰を抱えていた手を目の前のあそこに移動させ、 
ちょっとだけ襞が顔を覗かせているそこを、両手で大きく割り開いた。 

「そっ…開かないで…」 
逃げるように浮き上がる里沙ちゃんの腰と、か細い声。 
目の前に広がるキラキラしたショッキングピンクの色に、一瞬目が眩んだ。 
その中でヒクヒクと蠢く小さめの羽根が、純情な里沙ちゃんらしくて物凄く可愛らしい。 

こんなの見ちゃったら、もう我慢なんてしてらんない! 

その中に深く舌を挿し入れ、毎度の事ながら、ねっとりと、そして激しく舐め始めた。 
あっという間に充血して厚みを増した両襞が、私がその周囲を舐める度、催促するみたいに舌を撫でてくる。 
スイッチみたいに、それを甘噛みする度に、えっちな液がトロントロンと溢れ出て来る。 
里沙ちゃんの両足は激しく痙攣しっぱなし。 
私の方も、里沙ちゃんの味と匂い、舌触りに、身体の熱が上がりきっちゃって、 
脛を舐めている愛ちゃんに向ってあそこを突き出してしまう。あ…垂れた…… 

「んふぁぅ…」 
突然、愛ちゃんにあそこをおもいっきり吸われた。ポッチじゃなかったけど背筋を物凄い快感が走った。 
……あれ?終り?? 

あそこどころか、身体のどこにも舌の感触が無い… 
残念に、そして不思議に思いながらも、私は里沙ちゃんの襞を舌で捏ね繰り回してえっちな液を啜り取る。 

「んっ…んっ…」 
「…ちゅっ………里沙ちゃん。あさ美ちゃんのも美味しいやろ?」 
頭の上からそんな声がした。そしてすぐに、今度はすぐ隣から声がする。 

「こうやって攻めよるんかぁ。舐めるて言うより食べてる感じやね…」 
……え? 
もしかして里沙ちゃんのここ舐めてるとこ、愛ちゃんに見られてるの?? 

もう、とんでもなく恥かしい。 
感じている顔を見られるのも恥かしいけど、舐めてる顔なんて性欲の塊みたいなもの。 
湯気が出てるんじゃないかと思えるくらいに顔が熱い。あそこがムズムズして堪らない…… 

そういや、「あさ美ちゃんのも」ってまさか…吸われたし………間接的に里沙ちゃんに…私の……… 

もう気が狂っちゃいそう… 

少しでも顔を見られ無いようにと、思わず目の前の窪みに強く顔を押しつけた。 

「んんんっ…」「ぉぉ……」 
鼻が襞に挟まれる。舌の奥に直接垂れるえっちな液の味……そして愛ちゃんの感嘆するような声……… 

喜びと強烈な恥かしさが、私の中の性欲を全面に押し出した。 

両手で大きく開いた里沙ちゃんのあそこ全体を、舌を伸ばしつつ自分の顔全体で擦り、捏ねまわす。 
顔全体に匂いを染みこますように……えっちな液でパックでもするように…… 

完全に自己主張しちゃってるポッチを、えぐるように鼻の先で押し上げ、 
帰る際は帽子から押し出すように押し潰す。 
力が入らなくなっているのか、里沙ちゃんの腰は完全に私の顔に落ち、 
ポッチに与える圧も、中の襞に当る舌や唇にかかる圧も強くなる。 

苦しそうな絶え間ない吐息と鳴き声… 
顔を這う、プリプリと、そしてヌルヌルする感触と、濃厚なえっちな匂い…… 

……もっと…もっと鳴いてっ…もっと汚してっ…… 

痺れる頭でそう思いながら、鼻の頭を越えて降りてきたポッチに、舌を当てて思いっきり吸い込んだ。 

「はあ゛あああーーーーーーー!」 
私の下唇を挟み込みながら、里沙ちゃんのお尻が顔の上で大きくバウンドした。 

そして脱力。 

脛で私の頭を抱えるような状態のまま、それが顔の上に落ちてきた。毛に埋った鼻がこちょばゆい… 
里沙ちゃんのあそこと顔の間に手が入っているから呼吸は苦しく無い。 
それでほぼ密着してるから、匂いも味も感触もまだしっかりと残ってる。 
まだまだ物足りない私は、ヒクヒクしているそこを舐めつづけた。 

「今度はあーしがしてあげるね。」 
なんて声が聞えたかと思った矢先、あそこを広げられて何かを押しつけられた感覚がした。 
滑る舌の感触が中を暴れるのと共に、全体を、そしてポッチまでもを押し潰され、捏ねまわされる。 

「はあっ!…ひっ!……んくぅぅぅぅ………」 

ダメ……凄い…いゃぁぁぁ………頭が霞んじゃう…だめっ…… 
……口元に何か挟まってる…唇が小刻みに叩かれてる…… 

ポッチを吸われた。里沙ちゃんを顔に乗せたまま全身が仰け反った。 
そして下唇をめくるように転がる粒… 

「んむぅぅぅ…はあああああっ……」 
指を中に入れられる感触………掻いてる……ダメッ…そこはダメぇぇぇぇ!!!!!……………… 

ガクガクと震える全身と共に、唇の上を転がりつづける粒…時折歯に当ってくる… 

ポッチと中のポイントから押し寄せる、ダブルの強烈な快感に全身が硬直する。…粒を噛んだ。 
直後に物凄い浮遊感に襲われたと同時に、真っ白な光のなかに飛ばされた。 

飛ばされる寸前、熱い液体が口の中に流れ込んで来るのを感じて、ちょっとむせた。 
……噛んだ筈の粒は、目の下で動きを止めていた。 

誰かの驚いたような声も聞えた気がした。 

せっかく光の中にふわふわ浮かんでるのに、どこからか口の中に水分がジャバジャバ注ぎ込まれる… 
そのせいなのか、むせそうになると浮遊感が薄れて沈んで行く。 
沈まないように必死に飲むけど飲みきれない。またむせる。もう飲めないってば… 
それでも注がれる水分に時折むせながらも、勿体無いし。という気持ちと、 
まだ浮いていたい。という思いから、一生懸命に飲み続けた。 

…あ、終わった? 

これでまた浮いていられると思ったけれど、浮遊感は急激に消えて沈んで行く。あぁ〜ああ。 
そしてゆっくりと回復してくる諸々の感覚。 
誰かのすすり泣く声。自分の吐息。顔の上の重み。強いアンモニア臭。 
そして、まだあそこを舐められてるちょっとくすぐったい感触。 

くすぐったさが消えたと同時に腕を股間の方に引っ張られ、 
指を二本掴まれて、熱くヌメる何かに入れられた。強く締め付けられる。 
誰かの手が私の手首を私のポッチに固定したまま、ヌメるものが猛然と動き始めた。 

すすり泣く声を掻き消すかのような別な鳴き声… 
私も手首でポッチを擦り上げる状態になっちゃって、再び湧きあがる浮遊感。 
ポッチから来る強い快感に身体を震わされながらも、覚えのあるザラザラする膨らみに爪を立てた。 

さっきよりも大きくなる苦しそうな鳴き声。 
いつの間にか消えている別の泣き声と、顔の上の重み。 
また違う誰かの鳴き声が聞こえる。息が苦しい… 
指が全方向から締め付けられる…… 
生暖かい液体が手のひらを伝う……私のお尻にも…… 
背筋を伝う電流が、首の後ろで放電してるみたいに鳥肌を立て、頭の中をスパークさせる…… 

「んっっ!…きゅぅぅぅっ!!!………………」 
そんな鳴き声と共に、指が奥に吸い込まれるように強烈に締め付けられた。 

数秒後、掴まれてた手が離されてポッチへの刺激が消える。イけそうだったのに… 
何かから抜けた指で触れようとすれども、どういう訳か身体が全然動かない。 
…あとちょっと擦れば逝けるのに……ほんのちょっとなのに……苦しい……… 

身体を捩って見た先に、ぼんやりと里沙ちゃんが見えた。 

「…里…沙ちゃん……ちょっとでいい……私のポッチ……吸って………」 

呆けた様子で私を見ていた里沙ちゃんが頷いたように見えた。 
里沙ちゃんの上半身が視界から消えて行く。 
両方の内股に手が触れた。 
ポッチを舌でペロンって舐められた。 

はあぁぁぁっ!来るっっ… 

直後にキュウッって強く吸われて、今度こそ何も邪魔の無い光の中に漂う事が出来た。 

ただいつもとは違って、お尻だけお湯に浸けたみたいにゆっくりと温かくなっていくのが 
なんとも不思議で、そしてマズイ事をしちゃってるように思えた。 

「…………美ちゃん…………」 
「……愛ちゃん…………なに?…」 
「…あさ美ちゃん。動ける?」 
「…………お腹一杯。」 
「…引き摺ってくしかねぇな。…あーし、先にここ綺麗に掃除するよって、 
里沙ちゃんあさ美ちゃんと先にシャワー浴びとって。 
あ、全部服脱がしちゃって。着替えも持ってくから。」 
「う…うん。ごめん。愛ちゃん…」 
「ええって里沙ちゃん。あーしが一番汚れとらんし。」 
「ってー事で、あさ見ちゃん。部屋入るで。」 
「…あー……パンツ…3段目…」 
何かの布で大雑把に太ももと足を拭いて、ドタドタと愛ちゃんが台所を出ていった。 

何回イっちゃったんだろう…もうお腹一杯。動くのも嫌。というか動けないんだけど… 
両腕を里沙ちゃんに引っ張られ、廊下をズルズルとお風呂場の方に引き摺られてく。 
校庭に白線を引くみたいに、脚の間から濡れてる線が引かれてる。 
遠くなる視界には、水溜りみたいのが2つもある…そんなに汚したっけ? 

「痛っ。」 
お風呂場の段差にお尻打った。 
「あっ。ご、ごめん。」 
「ううん。たいしたことないし。…里沙ちゃん。どうせだから、浴槽にお湯溜めちゃってー。」 
「あ、うん…」 

浴槽がダバダバ言ってる音を聞きながら、里沙ちゃんにTシャツとブラを外してもらう。 
なんか汚い物触るみたいにシャツ持ってるけど、そんなにえっちな液でヌルヌルだったっけ? 
あれ?Tシャツが黄色くなってる。なんじゃこりゃ…? 

記憶が断片的になったことは度々あったけど、ここまですっぽり記憶が無かったり、 
腰が抜けちゃうどころか、全身から力が抜けちゃう事は初めてだった。 
何をしちゃったか聞きたいけれど、聞くのがこれほど怖いのも初めてだった。 

裸になった里沙ちゃんに、未だに力が入らない上半身を後から起された。 
で、そのまま前へ… 

「わっ!わっ!うぉっ。」 
首に腕を回されて、危うく浴槽に頭突きをする寸前で止まった。 

「しっかりしてよぉ。もぅ。あさ美ちゃん。」 
里沙ちゃんはそう言って私の前に座り、裸のお腹に私の顔を押し付ける。 
「だぁってぇ〜…力入んないんだもん…」 
「…もぅ。とにかく洗うからじっとしててね。」 
「ふぁーい。」 
後に倒れないように、里沙ちゃんの腰に手を回して身体を支える。 

なんかドキドキしちゃうけど、お風呂場だからか変な気分は沸きあがらない。 
まぁ、十分気持ち良くなって疲れちゃってるからかもしれないけど… 
でも、柔らかく温かい肌は気持ちイイ。それと里沙ちゃんの甘い汗の匂い。えっちな匂いもする……あ、ヤバ… 

シャワーを頭からかけられた。匂いが薄れていって、また変な気分になる所を避けられた。危ない危ない。 
目を瞑って無理矢理頭をからっぽにして、里沙ちゃんに身体を委ねる。 
ワシャワシャと頭を洗われ、ついでに背中を洗われながら、ふと思った。 

「…なんで私、頭まで洗われてるの?」 
「え?…あ……よ、汚れたからに決まってるじゃん。……って、……あ、あさ美ちゃん覚えてないの?」 
「何が?」 
「え?…あの…その………あたし…その……」 
何か言いたげだけど、言いずらそうにモゴモゴ言ってる里沙ちゃん。 

そこにドタドタと足音が聞えて愛ちゃんの声。 
「これ、もみ出して。」 
「うわっ!そんなの投げてよこさないでよ。」 
「…自分のとあさ美ちゃんのやろ。」 
「…はい。」 
薄黄色に濡れたタオルに盛大にお湯を掛け、嫌そうに揉み出してるのが横目に見える。 
卵じゃないし、レモンのシロップは使って無いし、何の汚れだろう?思い当る節が全く無い。 

「はい。これ。」 
「どぅも〜。」 
変にハイテンションな返事をして、愛ちゃんはまたドタドタと足音を立てて遠のいて行く。 

「私のって何?」 
「え?あ、…あのね。……まぁ、いいから。…はい。顔と前洗うから、倒れないでよ。」 
まだ脱力してグニャグニャの私の身体を支えながら、里沙ちゃんが後ろに回る。 
なんか腑に落ちないけど、まだ自由がきかない体を洗ってくれる里沙ちゃんの指示に従った。 

首から胸、お腹と下がって、毛のあたりまで洗い終わって手が止まる。 
「……あの…えと…」 
「お、お尻とか脚は自分で洗うから、里沙ちゃん、先に体洗っちゃって。」 
「え?あ……嫌な訳じゃなくって、あの…手で洗ったほうがいいのかな?って思っちゃって。 
それに、触っちゃっていいのかな?って思って……洗っちゃったら怒られるかなって…… 
出来たら洗いたい…や、ちがっ……そのっ……」 
後ろにある里沙ちゃんの顔を覗いたら、真っ赤になってワタワタしてた。 

流石に他人にあそこを洗われるのは恥かしい。えっちの時に触られるのとは訳が違う。…愛ちゃんにはされてるけど。 
ホントに自分で洗うつもりだったのに、ワタワタしながらそんな言い訳をする里沙ちゃんに驚いた。 

…触りたがってる…私のあそこを……里沙ちゃんが。 

私は変な気分になりそうなのを我慢してたけど、里沙ちゃんは違ったみたい。 
一体、どの辺りからそっちの方の気分になっちゃってたんだろ? 

そう思えば、胸を洗われてた時妙に念入りだったし、揉んでいるみたいだったっけ…あの辺りかな? 
背中に当ってた胸も押しつけてるみたいだったし… 
私の股間の前には、スポンジを放してウロウロとしてる里沙ちゃんの手がまだ残ってるし… 
ただ洗うんだったら、そのスポンジを放す筈も無い訳で…… 

……なんか目覚めさせちゃったかも。 

でも、そうなったらそうなったで、二人に一遍にされたら凄いんだろうな?なんて思ってしまうえっちな私… 
相手は女の子だから安心だし、気心知れてる里沙ちゃんだし。 
お腹一杯だった筈なのに、デザートは別腹。とでも言うようにあっさり湧きあがるえっちな気分。 
里沙ちゃんはどんな愛撫してくれるんだろう。なんて考えちゃうし、期待と興奮で心臓がドキドキしちゃってるし。 

「あ…い、弄っていいよ。」 
すぐ傍にある里沙ちゃんの唇に向かってそう言った。 
ボンッって茹でダコみたいに一段と真っ赤になる里沙ちゃん。 

「え?…その…でも悪いし…触りたいけど…って…違う…お、おかしいな…わたし…………い…いいの?」 
言っている事がなんだかぐちゃぐちゃな里沙ちゃん。同性に欲情しちゃうって、やっぱり自分でも解らないよね。 
答える代りに、目を瞑って唇を突き出してみた。 

「あ…あさ美ちゃん……」 
そっと触れてくる里沙ちゃんの唇… 

悪戯でしたことは何度もあったけど、やっぱり違うよね。嬉しいし気持ちイイ。 
遠慮がちに舌も入れてくる。そして絡めようと催促するが如く私の舌先を突付いてくる。 

ん〜…完全に快感に目覚めちゃったというか、起こしちゃったね。私達… 
興奮しながらも、ちょっと罪悪感に駆られた。 

だけど、せっかく里沙ちゃんからえっちなキスをしてくれるのを、拒む理由も特に無い。 
さっき愛ちゃんもしてたんだし、今日は私、えっちなキス一回もしてなかったし、したかったし… 
もう自分の欲求に素直に、里沙ちゃんの舌に自分の舌を絡め、唇を押し付けるだけだった。 

愛ちゃんみたいにテクニックは流石に無いけど、一生懸命気持ち良くさせようとする感じが凄くする。 
こういうのはやっぱり嬉しいから、私もお返しに、飲み込むみたいに奥深くまで里沙ちゃんの舌を受け入れる。 
舌を絡ませるのも好きみたいだけど、唇とかその裏を舐められるほうが気持ちイイみたい。 

気持ち良さそうな里沙ちゃんの表情。甘い吐息も漏れてくる。 
興奮してるみたいに私のお腹に回した腕に力がこもり、胸を背中に強く押しつけてくる。 

唇を離し、とろんとした表情のままで動きが止まっちゃってる里沙ちゃんの首筋に舌を這わした。 
「んひゃぁぅ…」 
変な声出して身体を震わせた。ん〜〜。もぅ、可愛いっ!愛ちゃんが一遍にイかせちゃった気持ちがよく解る。 
困らせたくなっちゃうと言うか何と言うか。 

「触んなくっていいの?」 
目をギュッと瞑り、私に向けて首筋を晒してプルプルしてる里沙ちゃんに、意地悪っぽく言ってみる。 
「あ…え?舐め…いや…さ、触っていい?…かな?」 
あ…もっと首筋舐めてあげれば良かったかな。ちょっと後悔。 

「里沙ちゃんに弄って欲しい。」 
恥かしいけど、ちゃんと了承を取る真面目な里沙ちゃんがなんだか可笑しくって、 
半分笑いながらストレートに答えた。 

「じゃ、じゃあ…触るね。」 
おずおずと毛を撫で下ろしながら、割れ目に向って里沙ちゃんの手が下りてくる… 
「はぁん!」 
「わっ!あっ!ごめん!」 
中指の先がポッチに触れておもわず声を出したら、里沙ちゃんは慌てて手を引っ込めた。 

「き、気持ち良かったから謝らなくっていいよ。」 
「そ…そうなの?」 
「な…中のほうも…お願い…」 
「う…うん。」 
また同じように手が下りてくる。 
指がポッチを越えて行く時、さっきよりも強めの刺激に大きい声が出ちゃった。 

全体を手で包まれてゆっくりと擦られる。 
一応洗われてるみたいだけど、感じちゃってまた…… 
「す…すごいヌルヌルしてる…凄く熱いし……」 
「き…気持ちイイから…」 
「あ…あた…あたしにされても…その…気持ちイイの?」 
「ぅ…ぅん……里沙ちゃん優しくしてくれるし……じょ…上手……」 
「や、そ…そうなのかな?」 
なんだか照れてる里沙ちゃん。もしかして攻めるのにも目覚めちゃった? 
ウルウルした眼差しで私の表情を見ながら、ポイントを探すみたいにゆっくりと撫でてくる。 

「さ、さっきよりヌルヌル一杯出て来てる……き…きもちイイ?」 
「ぅん…」 
「…あさ美ちゃん……色っぽい………」 
私の顔を覗きながらそんな事まで言う。 

「は、恥かしいよ。」 
「や…ご、ごめん…」 
そして無言… 
どこかで「洗わなきゃ」っていうのがあるのか、その周りやお尻、内股へも手を伸ばすけど、 
えっちな液と私のあそこの感触を味わおうとするが如く、すぐに手が戻ってくる… 
背中に当たってる胸の先が勃っちゃってる…里沙ちゃんも完全に興奮してる…… 

石鹸のヌルヌルとソフトに撫でてくれる感触がなんとも気持ちイイ。 
私は目を瞑って、ただただ里沙ちゃんに身を任せていた。 

「ぁ…の…さっきのあたしもこんなだったの…かな…」 
里沙ちゃんが突然ボソッと言った。 

「…え?ど、どんな?」 
「こ、ここが一杯…その……ヌルヌルになって……色っぽい顔してたのかな。…って。」 
あの、立ったままで愛ちゃんにされてた時の、里沙ちゃんの表情を思い出す。 
悩ましげでゾクッとするほど色っぽかった。 
そして床に崩れ落ちた時に、濡れた股間から垂れていた糸… 

「…あの時の里沙ちゃん。凄く色っぽかったよ……だから私、興奮しちゃったんだし。」 
里沙ちゃんが与えてくれる柔らかな刺激に吐息を吐かされながら、 
あの光景をもう一度見たいな。とか思いながら里沙ちゃんにそう答えた。 

「……」 
あれ?黙っちゃったぞ?でも、手はやわやわと私のあそこを弄ったまま… 

「どうかした?」 
「あ…あの……ぇ……その…あの………あたしも……」 
「ん?」 
手が止まった。横を向いて里沙ちゃんを見たら、目を逸らされた。 

「何?」 
真っ赤な顔が私のほうに振り向いて、里沙ちゃんが何かを言いかけようと口が開いた時、 
ドタドタと足音が聞こえてお風呂場の戸が勢い良く開けられた。 

「いやぁ、廊下もやから大変やったで。」 
現れた途端、濡れたタオルの塊をベチャッと洗い場の床に落とし、 
あっという間に裸になって愛ちゃんが中に入ってきた。 
慌てて私のあそこから手を離し、石鹸の付いたスポンジを掴む里沙ちゃん。 

「そんなに汚しちゃったっけ?」 
せっかく気持ち良かったのに、中断しちゃって凄く残念。 
でも愛ちゃんがお掃除してたのに、こっちはえっちな事して貰ってたのもちょっと後ろめたくって、 
場を取り繕う意味も込めて愛ちゃんの言葉に返答した。 

「それよか、あさ美ちゃん。まだ動けへんの?」 
「なんかねぇ…まだダメみたい。にへへへへ。」 
上半身は流石にもう動けそうだったけど、まだ里沙ちゃんに甘えていたくってそう答える。 

「すごかったもんなぁ。あさ美ちゃん。失禁する程やし。」 
狭い間をぬって、ボディーソープに手を伸ばしながらそう言う愛ちゃん。 
里沙ちゃんは無言のままで、ゴソゴソと私の股間やら脚を洗ってる。……まだ未練がありそう。 
さっきの里沙ちゃん。何言おうとしてたんだろ…… 

…ん?……そういや愛ちゃん今、何て言った?? 
…失禁…って、おしっこ………?…… 

「えぇぇぇぇーーーーーーーー???」 
びっくりして顔を上げたら、愛ちゃんは丁度あそこを洗ってて丸見え。慌てて目を逸らした。 
私達が洗い場占領しちゃってるから仕方が無いけど、そんな目の前であそこ見せつけないでよ。 
……また変な気分になっちゃうじゃん。…や、なってはいるんだけど… 

「あさ美ちゃん反応遅い。…やから、掃除すんの大変やったって。」 
「…あ…あ…ぅ……」 
……ショックだ。おもらししちゃってたなんて… 
それより、里沙ちゃんの前でそんな事言わなくっても…… 
いや、見られてたかも…お風呂に連れて来てもらったくらいだし…そこを今洗われちゃってるし…… 
愛ちゃんはまぁいいとして、里沙ちゃんにそれ程までに痴態を晒しちゃってたのにかなり落ち込んだ。 

「里沙ちゃんが失禁したのはまだしも、あさ美ちゃんが潮吹いて失禁までって、なんか悔しいで。」 
「し…潮…も?」「わー!わー!わー!わー!」 
なんだか里沙ちゃんが慌ててる。愛ちゃんの言葉を掻き消すみたいに声出してるし…耳痛いよ… 

それより、失禁もだけど潮まで吹いちゃってたの?私……あれって滅多にないのに… 
そんなに乱れちゃってたなんて、記憶が無くってよかったような悪かったような…… 
……ん?失禁って私?里沙ちゃん?? 

「…里沙ちゃん、あさ美ちゃんに言ぅてないの?あれ。……一応被害者やから言ぅとかんと……」 
立ったままで、手に付けた石鹸で脚を洗いながら愛ちゃんが言う。 
…被害者?…また私のマズイ行為が出てきそうな予感。 

「…あ、あの…あさ美ちゃん。」 
「ん〜?」 
「や、えーと…その…隠すつもりは無かったんだけど…」 
「言わんと、あーしが言うで。」 
「や…ちょ……言う。言うって。」 
「あ、あのね。わたしも漏らしちゃったの。…おしっこ……」 
なんだ。里沙ちゃんもお漏らししちゃってたんだ。なんとなく気が楽になった。 

「で、…でね。丁度動けなくなってて……その…か、かけちゃったの。あさ美ちゃんに…」 
なるほど。やっと私のTシャツが汚れてた理由が判った。まぁ、動けなかったんだから仕方ないよね。 

「……顔に。」 
…?か、顔?? 

「……というか口というか………で、の……飲ませちゃったの。」 
……はい??? 

…里沙ちゃんがお漏らししちゃって動けなくって、Tシャツが黄色になったらかけちゃって、 
顔が口になって私が飲んじゃった。……?? 
理解できずに居る私に向かって愛ちゃんが説明してくれる。 

「やからぁ、簡単に言ぅと、あさ美ちゃんが里沙ちゃんのおしっこ飲んじゃったの。解った?」 

「…へー……そういえば飲尿健康法ってあったねぇ……ダイエットにもなるとかって。」 
「…話し聞いてる?」 
「…多分。」 
「ごめん…あさ美ちゃん……」 
半べそかきながら里沙ちゃんが謝ってる。 

「んんん。別にいいよ。どっちかというと、勝手に里沙ちゃんのおしっこ飲んじゃった私が悪いんだし。」 
「「……」」 
二人とも無言…固まっちゃってるし……何か変かな。 

「はぁーーーーー。」 
溜息をつきながら、石鹸をシャワーで落としてさっさっと湯船に入っちゃった愛ちゃん。 
そしてボソッと言う。 
「あさ美ちゃん。マニアや…」 

「だ、だって、汚されるの好きだし…飲んじゃっても直接だったら汚い気もしないし…… 
愛ちゃんとか里沙ちゃんのなら………それに、それ聞いて興奮しちゃったし。」 
「……あさ美ちゃん。今すごい事言っちゃったな。」 
ニヤニヤしながら私を見てる愛ちゃん。 

「え!?あの…その…」 
おもわず言っちゃってた言葉に自分で呆れた。そして恥かしかった。里沙ちゃん居るのに… 
もう完全に、えっちどころか変態のカミングアウトしたようなもの。 
当の里沙ちゃんは、私を抱えたままで完全に固まったまま。 
なんとかフォローして欲しくって愛ちゃんを見るけど、愛ちゃんは浴槽のへりに顎を乗せてニヤニヤしてるだけ…… 
多分、新しいの見つけた。とか喜んでそうな感じ… 

もう自分でなんとか弁解するしかないけど、どうしていいのか解らない。 
「あ、あのね。えっちな気分になっちゃうと訳解らなくなっちゃって…その…何て言うか…」 
スポンジで私の股間を押えたままで固まっている里沙ちゃんに言う。 

「……かけちゃったのとか飲まれちゃったのは凄く恥かしいんだけど…あたしも…あの…」 
私の顔のすぐ脇なのに、聞えないくらいちっちゃい声。 
ジャバジャバ言ってるお湯の音で、愛ちゃんの耳には届いていなさそう。 

「な、何?聞えない。」 
顔を里沙ちゃんのほうに向けて聞いてみる。 

「あ…その……かけちゃったのとか凄く恥かしかったんだけど……飲まれちゃって…その…」 
さっきよりは少し大きめの声でそう言って、里沙ちゃんは恥かしそうに私の視界から後ろへフェードアウトして行く。 
「ん〜?」 
「飲まれてるって思ったら興奮しちゃって……あさ美ちゃんの顔見たら嬉しそうで…… 
あたしの……えっち…なのでべちょべちょの顔にもっと…その…興奮しちゃって………」 
里沙ちゃんのその言葉に、今度は私のほうが固まっちゃった。 

「需要と供給。」 
……愛ちゃん。 

「あさ美ちゃんに舐めて。って言われてなんか嬉しくって…で、濡れてるとこ美味しそうに見えちゃって…」 
えぇっ!?里沙ちゃんにリクエストしちゃってたの?私… 

「……あたし変態かも…」 
「そぉ?でも、あさ美ちゃんも聞いてのとおり変態やし。」 
「なっ!…そっ!……」 

「絶対おかしいって!おしっこ出るとこだよ?女の子のだよ?」 
「里沙ちゃんがおかしかったら、あーし達なんてもっとおかしいし。」 
「…そっか。そうだよね。」 
…里沙ちゃん。そんなにあっさり納得しないでよ。ツッコミ所満載だよ。 

私が変態なのを前提に進んでる会話には、どうも納得できないけれど、 
とりあえずは、さっきより明るくなった里沙ちゃんの表情に安心した。 

「さっき言いかけたのって、それ?」 
「え?ち、違うけど…」 
「何?何の事言ぅてるん?」 
「じゃ、さっきのって何?」 
「あの…もっとえっちな事……してみたいな……って……」 
里沙ちゃんは小さい声でそう言って、恥かしがるみたいに私の肩に顔を埋めた。 

「「……」」 
私も愛ちゃんも、もう呆然。 
確かに「教えてあげようか?」なんて言っちゃったけど、こうも積極的になっちゃうなんて… 

「だ…だあって、えっちって男の子とするもんだと思ってたし、なんかそれって怖いし汚そうだし… 
女の子と出来て、こんなに気持ちイイなんて知らなかったんだもん…ずるいよ……」 
恥かしそうに小声で言う里沙ちゃん。でも、ずるいって言われても… 
それに普通は女の子同士でしないもんだし…… 

「…やから、あさ美ちゃんのあそこ弄っとんの?」 
「うぇっ!?…あ、これは…その……あさ美ちゃんの気持ち良さそうな顔、また見たくって…その…」 
私の感じてる顔見たいって…… 
今度は私が真っ赤になって俯いた。 

「里沙ちゃんも感じれて、あさ美ちゃんの触れて顔も見れるのってどんなやろ…あーしも混ざりたいし…」 
…愛ちゃん…あなたも凄い事言っちゃってるよ… 
暫し無言のままで考えてた愛ちゃんが、湯船からザバッと上がった。……何か怖いんですけど。 

愛ちゃんは私と里沙ちゃんにシャワーをかけて、念入りに石鹸を落して行く。多分舐めれるようにだね。 
「あさ美ちゃん。もう動ける?」 
「え?あ、うん。」 
「じゃ、里沙ちゃんはこっち。」 
私と里沙ちゃんの位置が入れ替わる。向かい合った里沙ちゃんがキョトンてしてる。 
「あさ美ちゃんは脚伸ばして広げて。そこに手置いて。」 
「え?あ、うん…」 
どうするの?一体… 

「里沙ちゃん。ちょっとゴメンね。」 
「んひゃう!」 
突然愛ちゃんが里沙ちゃんのあそこに手を当てた。 

「もう、濡れてるみたいやね。じゃ、里沙ちゃんはここ広げて、あさ美ちゃんの指挟むように脚に乗って。」 
「…の、乗るの?……恥かしいよ…」 
「えっちな事したいんやないの?」 
「そ…そうだけどぉ…」 
「はい。乗って。」 
そう言いながら愛ちゃんは、里沙ちゃんを無理矢理私の脚に乗せてくる。 

私の片方の脚を跨いで、正座するみたいに乗る里沙ちゃん。 
…手の甲の、指の付根にポッチが当ってる……襞が指を挟んでる…ホントだ。濡れてる…… 
既に感じちゃってるのか、眉間に皺を寄せて目を瞑ってる。 

「はい。あさ美ちゃんは里沙ちゃん抱き締めてあげて。あーし後ろに座るから。」 
「ぅ…うん。」 
胸同士が押し潰される…温かい……里沙ちゃん震えてる……脛に乗った愛ちゃんも凄い濡れてる…… 

「里沙ちゃん。動ける?」 
「ど…どうすればいいの?」 
「こんな感じ。」 
そう言って愛ちゃんが里沙ちゃんの腰を掴んで押し出した。手にポッチが転がる感触… 

「はああああっ!」 
深い吐息を吐きながら、里沙ちゃんがいきなり仰け反った。 
真近で見たその表情はあまりにも色っぽく、まるで別人のよう。鳥肌が立った。 

愛ちゃんにされるがままに、今度は腰を引っ張られる。 
ポッチの帽子が剥ける感触… 
「はあぅっ!!…」 
大きく震えて更に仰け反りながら、私を強く抱き締める里沙ちゃん。 
一遍に頂点近くまで上っちゃったみたいに、えっちな液が溢れ出して来た。 

「わあった?」 
「ふ…ふん……」 
肩で大きく息をしながら、カクカクと頷く里沙ちゃん。 

「こうすればあさ美ちゃんのも触れるからね。」 
そう言って、愛ちゃんは里沙ちゃんの手を取って、私のあそこに導いてくる。 

「あ…熱い…ヌルヌルしてる……あさ美ちゃんの……」 
ウニウニと私のあそこを撫で始める里沙ちゃん… 
目が完全に逝っちゃってる…それにこの表情……里沙ちゃんってこんなに色っぽかったんだ…… 

私はもう吸い寄せられるように、里沙ちゃんの唇に吸いついた。 
積極的に絡めてくる舌…押しつけてくる胸……求められるのって嬉しい…… 

腰は全く動かないけど、私のあそこを攻める手はどんどん激しくなって行く。 
震えるように吐息を吐くのは、愛ちゃんに背中を舐められてるからかも… 
時折私の表情を見るように唇を離し、トロンとした目つきで真近から見詰めてくる…… 

「…あさ美ちゃん…色っぽい……えっちな顔……可愛い…」 
囁くような吐息交じりの里沙ちゃんの声… 

見ないでっ……恥かしい……でも………見て欲しい…… 

里沙ちゃんの顔の向こうには愛ちゃんの顔も見える…されてる私も見て…愛ちゃん…… 

クチャクチャと音を立て始める私のあそこ… 

腰から背中を駆け上がって来る電流… 

痺れていく頭……霞んでいく視界……胸の奥から溢れて行く吐息…そして声…… 

……里沙ちゃん…見て…私の感じてる顔を……声を、吐息を聞いて…… 

私と里沙ちゃんの胸の間に入ってきた手が乳首を擦る… 
同時に激しく動き始めた里沙ちゃんの腰… 

膝上と膝下を同じテンポで滑る、熱くヌメる感触… 

しがみ付く場他所探すように、背中を這う里沙ちゃんの手の温度… 

首筋に直接かかる吐息の熱… 

右の乳首を摘まれる甘美な刺激…… 

ポッチとあそこの中を擦られる激烈な快感…… 

粘度と湿り気を帯びた淫靡な音………… 

爽やかな石鹸の匂いと、若干の刺激と濃厚な甘さの混じる生々しい匂い……… 

それら全ての中に、絡み合い競い合うような甘過ぎる声が、 
永遠に思える程に木霊し、そして湯気のように漂っていた。 



********** 

「おはよー。おっ!今日は何だか色っぽいねぇ。垣さん。」 
「なっ!…お、おはよ。まこちー。」 
教室の入り口近くで、麻琴にそんな挨拶されて真っ赤になってるお豆。 

何の気無しに言ったと思うけど、最高の挨拶だね。…いや、ある意味最悪かも。 
まぁ、本人はめっちゃ嬉しそうだから良しとしておこう。うん。 

モジモジしながらも嬉しそうなお豆を追い抜いて、私と愛ちゃんの所にやって来た。 
「おはよー。ねぇねぇ。わたしの分のケーキはぁ?」 
「おあよー」「おはよーマコ。あ、これ。」 
「ドラ焼きじゃん…」 
麻琴は私が渡した袋を覗いて、頭にハテナを浮かべちゃってる。 

「スポンジ焼くの忘れとって。」 
そう。えっちが始まる前にスイッチを入れたと思ってたオーブン。 
ヘロヘロになってお風呂場から戻ってきたら、入ってませんでした。 

で、時間もなかったし疲れちゃったから、その生地をホットプレートでパンケーキみたいに焼いて、 
それにチョコレートソースと試しに焼いた諸々のフルーツを挟んで、 
仕上げにココアパウダーをかけて出来た物体がコレ。 

端折ってそんな説明をしたら素直に納得してくれた。 
でも、「3人なら皆忘れそうだよね。」って言葉は余計です。 

「で、ずいぶんあるけど全部同じなの?」 
「干し芋入りがオススメ。」 
「や、卵の白身挟んだのも割りとイケたで。黄身だけのもあるで。」 
「…卵は最悪だったよ愛ちゃん…普通考えつかないし。考えつくのがおかしいし。」 
「うっそ!まあ、里沙ちゃん、味覚おかしいかんな。」 
「黄身のは美味しいと思ったけど…」 
「ほら、あさ美ちゃんも美味しいって言ぅとるし。」 
「かぼちゃないの?かぼちゃー!」 
「こんこんと愛ちゃんがおかしいんだって!」 
「えーーー?」「じゃ、麻琴がおかしいってことにしとけ。」 
「なっ、なんでよー。それよりかぼちゃ作らなかったの?ねーえー。」 

昨日までと全く同じ調子の会話。でも微妙に変わってるおかしな関係。 
この3人があんな事しちゃってたなんて、クラスの誰も考えつかないんだろうな。 
里沙ちゃんもこれからどうなっちゃうのかね?ねぇ、愛ちゃん。 

あ、里沙ちゃんの首筋…… 

「垣さん、まーだ蚊に食われてんのかい。あたしもだけど。」 
大事そうにドラ焼き入りの袋を抱えて、ボリボリ首を掻いている麻琴。 

一瞬きょとんとしたお豆が、また真っ赤になって首筋を掻いていた。 
その表情と仕草が、ホントに色っぽく見えた。 

新・新垣里沙の誕生日になっちゃったかもね。 

(了)