今日はどうも紺野の様子がおかしい。 
今朝からずっとソワソワして落ち着きがない。 
授業中も休み時間も、なにかが気になって心ここにあらずといった感じだった。 

「今日どうしたんだよ?全然落ち着きなかったぞ。」 
一緒に帰る帰り道、俺は紺野に聞いてみた。 
「うん…あのね…実は履いてないの…」 
「は?どういうことだよ。」 

どうやら紺野は今下着をつけておらず、ノーパンの状態らしい。 
そういえば今日の1時間目は今年初めての水泳の授業だった。 
紺野は面倒くさがって家から水着を制服の下に着てきたとはいうものの、 
肝心の着替えのパンツを忘れたらしい。 

それで体育の授業が終わってから今まで、気もそぞろだったというわけだ。 
なにしろなにか事故があってスカートがめくれるようなことがあればそれこそ 
丸見えとなってしまうわけだから、紺野の気もちもわかる。 

「あ、あそこにコンビニあるからとりあえず買ってきたら。」 
俺が紺野に言う。 
すると紺野は少し意地悪な微笑を浮かべて 
「ね…買ってきて。」 
と俺に言った。 

「は?」 
俺が怪訝な表情をしているとさらに続けて 
「パンツ買って欲しいな。」 
紺野が上目遣いに俺を見て言った。 

「そんなの…自分で買えばいいじゃないか…」 
俺が言うと 
「だって…このままだと何かあってスカートめくれたらあたしのが他の人に見られちゃうんだよ… 
それでもいいの?」 

……それは困る。 
正直言って紺野のそこは俺以外の男に見られたくない。 
それに紺野にこんな表情でおねだりされるととてもじゃないが断れない。 

「わかったよ…買ってくるよ……」 
俺はコンビニに向かう。 
「なるべくかわいいのがいいな…」 
背中でそう声が聞こえた。 

「はい、買ってきたぞ。」 
俺は紺野に買ったばかりのパンツを見せる。 
「ありがと。」 
「女の店員さんだったからすごく恥ずかしかったんだから……」 
「えへへ。ありがと。」 
紺野はそう言って微笑んだ。 
その表情はとてもかわいい。 
この表情が見れるならどんなことでもしてやろうと思える。 

「…ここじゃ人目につくからそこの陰に行こうか。」 
俺たちはそう言って建物の、通りの人から見えない場所へと入った。 
「ほら、早く履いて。」 
俺は紺野にパンツを渡そうとした。 
すると 
「ね…履かせて。」 
と紺野が言った。 

「えっ……」 
俺は絶句した。 
「履かせてよ。」 
紺野は少し強い口調になる。 

俺は紺野の足元にしゃがみ込むと、買ってきたパンツを広げた。 

右、そして左と紺野はパンツに足を通す。 
俺はそのままパンツを紺野の足の上のほうへとたくし上げていった。 

そして、それが太もものところまで来たとき、紺野は自分でスカートをめくり上げた。 

俺の目の前に紺野の陰毛が、そしてその下の女の子そのものが現れる。 
スカートの中にこもっていた紺野のメスの匂いが広がった。 
俺のよく知っている、しかし俺しか知らない紺野のそこ。 

俺は目の前のそれにむしゃぶりつきたい衝動を抑えつつ、紺野にパンツを履かせる。 
その刹那にふと上を向くと、紺野と目が合った。 
紺野は顔を赤くして俺をじっと見つめていた。 

俺はあわてて視線をそらす。 
そしてそのままパンツを履かせ終わると、紺野もまたスカートを下ろしてそれを隠した。 

「ありがと……ね、ちょっとは興奮した?」 
紺野が聞いてくる。 
「…………」 
俺は答えなかった。 
が、今まで眠っていた俺の欲望が目を覚ました。 
しばらくして俺は紺野に言った。 
「な、これから俺の家来ないか?」 
「なに?今履かせてくれたばかりなのにもう脱がせたいの?」 
と紺野が俺に言う。 
俺が返事に困っているとさらに 
「…うん、いいよ。」 
と俺の腕に手を回してきた。 

(終わり)